2026年06月28日
詩人iidabii ある宗教2世の記録
監督:松井秀裕、津田友美
出演:iidabii、菊池真理子、鈴木エイト、藤倉善郎、Buts、wam、マサキオンザマイク、秋本弘毅、はな、藤田庄市
取材:大川愛理沙、清川玲奈、津田友美、松井秀裕
編集:津田友美
エンディング曲:「ラジオボーイ」iidabii(作詞/作曲: iidabii 編曲: kinyaman)
企画・制作:大川愛理沙、松井秀裕
この狂った世界にシャウトする
言葉の力、魂の叫びを全身で解き放つ、朗読詩人iidabii
彼は特定の信仰のもとで育った、いわゆる「宗教2世」だった――
「運命」は変えられる
これは、信仰と家族、言葉そして自由をめぐる3年間の物語
幼少期から抱えてきた吃音、宗教2世としての複雑な生い立ち——。本作は朗読詩人iidabii(イーダビー)が自らの過去と傷、葛藤をさらけ出した魂の記録である。
親の信じる宗教の中で育ち、疑問を抱くことさえ許されなかった幼少期。そんな彼が出会ったのが「詩」だった。詩は彼にとって、沈黙のなかで感情を叫ぶ武器となり、自分自身を再定義する手段となる。そして、その詩が、社会の片隅で生きる人々と深く共鳴する姿を描き出す。
信仰とは?家族とは?言葉とは?
詩人iidabiiの生き様を描く軌跡は、個人の物語を超え、彼自身の過去と現在に対峙するクライマックスへ向かう——。
エホバの証人2世として育ったIidabiiさん。お誕生日の日、エホバの証人では、お誕生日を祝ってはいけないので、こうして祝うのは・・・という言葉があって、そういう宗教はちょっと悲しいなと。Iidabiiさんは、中3の時にエホバをやめたのですが、それはエホバの社会では村八分になること。家族であってもしゃべってはいけないのだそうで、離れて客観的にみて、おかしいと思ったと明かしています。生まれながらに、その世界にいたら、それが自分の規範となるという次第。 それはエホバの証人、統一教会、創価学会などの新興宗教だけでなく、親がキリスト教徒だったり、ムスリムだったりという場合も同じなワケですが、「宗教2世の問題」となるのは、その宗教の持つ特異さ故でしょうか。
私の母はお人よしで、近くのエホバの証人の女性が訪ねてくると、よく玄関先で立ち話をしていました。入信することはありませんでしたが、亡くなった時に、そのエホバの証人の女性の方から「いつもお話を聞いてくださって、感謝してます」と言われました。なかなか相手にする人はいないので、話を聞いてくれるだけでも有難い存在だったのだと。そこまでして信じるものがない私には、信じる宗教のある方たちの一途な気持ちはよくわからないというのが正直なところです。(咲)
◆トークイベント @シアター・イメージフォーラム
7月4日(土)
鈴木エイト(ジャーナリスト)
Iidabii
7月5日(日)
菊池真理子(漫画家)
iidabii
7月11日(土)
藤倉善朗(ジャーナリスト)
7月12日(日)
池上正樹(ジャーナリスト)
2025年/104分/日本
配給:メディア・メトル
公式サイト:https://www.mettle.co.jp/iidabii/
★2026 年 7 月 4 日(土)〜シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
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