2026年06月21日

シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE

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Copyright (C) 2021 by Banana Yoshimoto All rights reserved.
Japanese original edition published by Shinchosha Publishing Co., Ltd., Japan in 2021.
The permission to use the original novel to produce this movie has been arranged with Banana Yoshimoto through ZIPANGO, S.L.
(C)2026 映画「SINSIN」FILM PARTNERS

監督・脚本・編集:真壁幸紀
共同脚本:加藤法子
原作:吉本ばなな「SINSIN AND THE MOUSE」(新潮社刊『ミトンとふびん』収録)
主題歌:藤原季節 asマサミチ「Let Me Feel You」
出演:岸井ゆきの、ツェン・ジンホア(曽敬驊)
藤原季節、中田青渚、柄本時生、伊勢佳世 / 飯田基祐
リン・チェンシー、エンジェル・リー / リン・メイジェン
余 貴美子

吉本ばなな原作、“ちいさな光に照らされた人生のよろこび”を描いた短編小説を映画化
自分を慈しむことの大切さを静かに語りかける、再生と希望の物語

母と二人暮らしだったちづみは、母の病状が悪化し、ライブハウスのマネージメントの仕事を辞めて自宅で看病していたが、亡くなってしまう。母の寝ていたベッドで枕の匂いを嗅ぐちづみ。広い家で、母の不在はいつまで経っても心の空白を埋めることはできず寂しさが募るばかり。そんな時にライブハウスで親しくしていたバンドのマサミチから、台北でのライブに誘われる。マサミチにとっては、演奏ついでのサチとのハネムーン。台北に着き、風情ある街並みを歩き、公園で太極拳をする老人たちを眺めるちづみ。
マサミチから台湾人の母と日本人の父を持つ・シンシンを紹介される。シンシンと町を歩き、お茶を飲み、何気ない会話を重ねるうちに、止まっていた心が少しずつ動き出していく。母を失った悲しみは消えないけれど、小さなぬくもりを見つけるちづみ・・・

小籠包の写真を撮りながら、母にスマホを見られた時、「食べ物の写真ばかりね」と言われ、母が自分を撮ってくれたことを思い出すちづみ。シンシンから「爪が小さいね」と言われれば、母の爪を切ってあげたことを思い出します。
母の臨終の際に看護師から「聴覚は最後まで残っているので、話しかけてあげてください」と告げられ、声をかけたことを思い出すのですが、思えば母の声を録音しておけばよかったと思うちづみ。あることがきっかけで、スマホで撮った母の写真がもしかしたら動画だったかもと思い当たります。母の声を聴けた時の喜び。
一方、シンシンの両親は離婚していて、普段は父親と暮らしています。ちづみはシンシンの女優の母が歌も歌っていて、かつて出したレコードをレコード店で見つけ出して、一緒に聴きます。とても優しい歌声。
真壁監督が、こだわった「声」は原作にはない部分。
タイトル『シンシン アンド ザ マウス』は、シンシンが天井裏のネズミの音を聞いて癒されていたことに由来するようです。
迪化街や台北 101をはじめ、おしゃれなカフェや茶館など、台北の街角を楽しみながら、人と人の触れ合いが心を和ませてくれることを感じさせてくれる素敵な作品です。(咲)


2026年/日本/カラー/スタンダードサイズ/5.1ch/108分/G
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト: https://www.culture-pub.jp/sinsinmovie/
★ 2026年6月26日(木)新宿バルト9、シネスイッチ銀座ほか全国公開



posted by sakiko at 17:48| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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