2026年06月04日
聴く隣人のいるところ
監督・撮影・編集:早川嗣
共同プロデューサー:本橋成一 大槻貴宏
出演:キリスト教愛真高校 2024 年度在籍者
島根県江津市、 浅利富士の中腹に佇む全寮制の愛真(あいしん)高校。生徒数わずか34名のこの学校では、生徒たちは親元を離れ、仲間と寝食をともにしながら三年間を過ごす。スマートフォンもインターネットもない生活の中にあるのは、学友や教師との対話、そして音楽。少し不便で外界から距離を置いた環境だからこそ、人と向き合う時間が自然に生まれる。ここでは、意見を述べるだけでなく、相手の言葉を聞き、受け止め、ときにぶつかることが当たり前に繰り返される。 生活の指針である「決まり心得」もまた、「全体会」と呼ばれる場で生徒と教職員が議論を重ねながら更新されてきた。生徒は自分の声を持つことが他者の声に耳を澄ますことへつながるということを知っていく。
同校出身の早川嗣監督が、20年前に過ごした日々を振り返りながら、同校の1年を記録したドキュメンタリー。
全寮制の学校といえば、自由学園が有名ですが、この愛真高校も自由学園と同様、キリスト教を母体にした学校。聖書を教育の基盤におき「人は何のために生きるのか」を考えることを学びの中心においているとのこと。早川嗣監督はもともと熱心な信者だったそうですが、必ずしもキリスト教信者を育てる学校ということではないとのこと。
1学年十数人。全校生徒30数名と教師が昼夜、勉強だけでなく寝食も共にするのは、気が合えば、それこそかけがえのない日々。一人になれる場所を作る工夫もしていましたが、もし、顔も合わせたくない人が出来てしまったら…と、余計なことを思ってしまいました。この学校を選んだ時点で、共同生活のリスクは覚悟しているのですね。教師も含めた全体会でも、自分の思っていることを直球で言えるという環境。10代で、このような経験が出来るのは、その後の人生に必ずプラスになると思いました。
江津には親戚がいて、訪れたこともあるので、なぜ江津に?という興味も沸きました。(咲)
2026 年/111 分/D C P/カラー/ステレオ
宣伝:アギィ 配給協力:ポレポレ東中野
配給:ポレポレタイムス社
公式サイト:https://kikurinjin.com/
★2026年6月6日よりポレポレ東中野にてロードショー!ほか、全国順次公開
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください


