2026年06月05日

ジェニー・ペンはご機嫌ななめ(英題:The Rule of Jenny Pen)

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監督:ジェームズ・アッシュクロフト
原作:オーウェン・マーシャル
脚本:エリ・ケント ジェームズ・アッシュクロフト
撮影:マット・ヘンリー
出演:ジェフリー・ラッシュ(ステファン・モーテンセン)、ジョン・リスゴー(デイヴ・クリーリー)、ジョージ・ハナレ(トニー・ガーフィールド)

長年裁判官を務めてきたステファンは人権派のベテラン判事だ。病を得て、リハビリのためにケアハウスに短期入所した。やすらぎの場であるはずのそこでは、セラピー用のドールをいつも持ち歩くクリーリーが職員に知られないよう巧妙に入居者を支配していた。声もあげられずにいるのを見かねたステファンは、持ち前の正義感からクリーリーに抗議すると、執拗ないじめの標的はステファンへと代わる。長く入居しているらしいクリーリーは職員たちに信頼され、ステファンの話は届かない。

ジェニー・ペンはクリーリーが肌身離さず持ち歩くセラピードール。目は穴でしかなく不気味な表情で、クリーリーの分身となっています。人形が登場するホラーはいくつもありますが、こちらのジェニーもインパクト大、夢に出てきそうです。
いじめや虐待の加害者は自分が不幸だと思い込んで気まぐれに人に当たり、加虐の喜びを味わうのでしょう。クリーリーにも何か理由があるはずですが、なかなか表に出てきません。こんな施設はイヤダと思ってもどうやって反撃を?主人公を演じたジェフリー・ラッシュとジョン・リスゴー、二人の名優の丁々発止の攻防に背筋の寒い思いをしながらも目を離せなくなります。
二人はシッチェス・カタロニア国際映画祭の最優秀主演男優賞をダブル受賞、ジェームズ・アッシュクロフト監督も大いに注目され、オファーが殺到しているとか。(白)


2024年/ニュージーランド/カラー/104分
配給:エデン
©2024 Hyenas Rule Ltd
https://jennypen.jp/
★2026年6月12日(金)ほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 00:00| Comment(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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