2026年05月24日

イート・ザ・ナイト(原題:EAT THE NIGHT)

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監督:キャロリーヌ・ポギ/ジョナタン・ビネル
脚本:キャロリーヌ・ポギ、ジョナタン・ビネル、ギヨーム・ブレオー
撮影:ラファエル・ヴァンデンブッシュ
音楽:サリヴァ(SSALIVA)
出演:テオ・ショルビ(パブロ)、エルヴァン・ケポア・ファレ(ナイト)、リラ・グノー(アポリーヌ)

ドラッグディーラーとして生計を立てる青年パブロ。10 代の妹アポリーヌと二人暮らしをしている。二人は何年もオンライン RPG《Darknoon ダークヌーン》に没頭し、それはなくてはならないものとなっていた。しかしある日、そのゲームのサービスが「冬至の深夜0時に終了」と告知が出る。彼らのもうひとつの“世界”は、60日後には消えてしまう。アポリーヌにはダークムーンのない世界など想像もできない。
パブロは青年ナイトと出会い、ドラックの売りさばきを手伝ってもらう。恋人になるのに時間はかからなかった。パブロは恋と裏社会の抗争へと進んでいく。ゲームの終焉が近づくと同時に現実の暴力も加速し、やがて取り返しのつかない日が訪れる。現実世界にリスタートはない。

作品中の RPG《Darknoon ダークヌーン》は既存のゲームではなく、この作品のためだけに作成されたのだそうです。自分の好きなアバターを作り、武器や防具を手に入れゲーム世界の中でバトルを繰り返すものです。
このゲーム世界と現実の映像が交互に登場します。思い通りにならない現実は不確かでも、長い間かかって構築してきたゲーム世界では無敵になれる兄妹。このダークムーンの世界が消えてしまうのを止めるすべはなく、画面には残りの日々と時間がカウントダウンで現れます。残り時間がわずかになったとき、無数のアバターの中でようやく兄妹が互いの姿を見つけ、それに続くラストには思わず声が出てしまいました。境界を越えて紡がれたストーリー、片方がなくなったらこの先はどうなるのか? 現実と折り合い、生きるのか、また新たなゲームを見つけるのか?続きが観てみたいです。(白)


2025年/フランス/カラー/107分
配給:グッチーズ・フリースクール
(C)ATELIER DE PRODUCTION - AGAT FILMS & CIE
https://www.cannes-df-in-tokio.com/
★2026年5月23日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
posted by shiraishi at 11:49| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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