2026年03月20日

粒子のダンス

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(c) 2026 HIROMOTO OKA / NPO SHONAN YUEIZA

監督・撮影・編集・プロデューサー:岡博大
音楽:藤本一馬
サウンドデザイン:勝本道哲
題字:古川タク
出演:隈研吾

建築家・隈研吾 15年間の旅路を点描した叙事詩

建築家・隈研吾の15年の歩みを記録したドキュメンタリー。大学時代の恩師である建築家・隈研吾氏の代表作品とその叡智を後世へ継承しようと、監督の岡博大が2010年から足かけ15年をかけて自主制作。世界16カ国80以上の建築プロジェクトが登場する。撮影開始間もなく起きた東日本大震災に伴う東北での復興プロジェクトをはじめ、東京2020大会、コロナ禍などの中で、絶えず新たな建築のあり方を問いかけ、提案し続ける隈氏の日常の旅姿や建築教育の様子などを、俳句のように断片的に点描した紀行作品となっている。東北については、南三陸や陸前高田、登米などの復興プロセスや市民の日常の営みの記録映像を通じて、日本人の復興の知恵を伝えている。

冒頭、カタルーニャ? スロベニア? そして見覚えのある沙漠は敦煌、少林寺、上海、続いて、3・11の津波の被災地、南三陸町、登米・・・と、ここがどこというテロップはつかないまま、隈研吾さんの現場での姿や作品が次々に映し出されていきます。まさに映像詩。ちょっとしたヒントから、それがどこかを知る楽しみ。
浅草の仲見世を見下ろせる浅草文化観光センターは、私のお気に入りの場所。やっぱり隈研吾さんの作品だったのだと納得。国立競技場や、大阪・関西万博2025のカタール館、ポルトガル館、マレーシア館も行った記憶が新しい。本作には、登場しませんでしたが、一昨年訪れた北海道東川町にも、一目で隈研吾さんの作とわかる建物がいくつかありました。
本作に登場するのは、世界16カ国82プロジェクト。(公式サイトに主なものが画像付きで掲載されています。ぜひチェックを!) これらの自然に溶け込むような独特の建物のほか、海外での学会や、日本での学生を指導する隈研吾さんのひょうひょうとした姿が映し出されます。のびのびとした人材が育ちそうです。(咲)


TVの旅番組などを見ていると、「隈研吾設計の建物」という紹介が時々あり、日本や世界各地に隈研吾さんが設計した建物があるというのを知ってはいたけど、この映画で、こんなにもたくさんの建物をデザインしてきたのだということを知った。この映画はそのうちの2010年から15年くらいの間のものが紹介されている。隈さんの設計した建物の特徴というのは、この映画で出てきたものを見ると「細かい形のものの集合で巨を作る」というアプローチが多いのかなという感じがした。そしてスケールの大きいものが多い。でも、奇抜な形の建物が多いのですね。
この映画は、ナレーションや説明がないので、ここは〇〇かな、これは○〇の時かななどとと思いながら観ていたけど、見覚えのあるところは(咲)さんのようには多くはなく、どこの何の建物なのだろうと思いながら観ていた。そして建物というより建築物ですね。隈さんは、人々の生活の営みに寄り添った建物も作っているのですよね。そういう建物も観てみたかったかな。でも隈さんのいろいろな姿、表情が映し出され、この方がこれらの建物を作ってきたんだということを知ったので、今後、またTVなどで「隈研吾設計の建物」と紹介された時には、隈さんのひょうひょうとした姿を思いだしそうです(暁)。

2025年/日本/145分/カラー/1.78:1/4K/5.1ch/DCP
配給:湘南遊映坐
公式サイト:https://www.particledance.jp/
★2026年3月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

*こんなサイトをみつけました。映画に出てきた場所を紹介しています。
映画を観て、これは何の建物だろう、この場所はどこだろうと思った方、こちらを見るとすっきりするかも。
https://www.jimovie.jp/particledance.html
posted by sakiko at 09:14| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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