2025年05月24日

デリカド  原題:DELIKADO

delikado.jpg
(C)2022 DELIKADO LLC

監督:カール・マルクーナス
製作総指揮:ジョディ・アレン、ビーディー・フィンジー、サパナ・バシン、アレクサンドラ・ジョーンズ、ジム・バターワース、 他
プロデューサー:マーティ・シジュコ、マイケル・コリンズ、カラ・マグサノック・アリッパラ、カール・マルクーナス
撮影監督:トム・バニガン 編集:マイケル・コリンズ、エリック・ダニエル・メッツガー
音楽:ナイニータ・デサイ
登場人物:ロバート・チャン、ニエヴェス・ロセント、エフレン・バラダレス、ルベン・アルザガ、ロドリゴ・ドゥテルテ

命懸けで森を守る。これはもはや戦争だ。
気候変動の最前線でフィリピン“最後の秘境”を決死で守る環境活動家たちを追うドキュメンタリー


フィリピンのパラワン島は“最後の秘境”、“最後の生態系フロンティア”として名高く、アジア屈指のリゾートとなった「世界で最も美しい島」。ここには
世界中から観光客やダイバーが訪れる。しかし、この一見のどかな熱帯の島では、違法伐採や違法漁業が横行している。この雄大な生態系を守るため、地元の環境保護団体を束ねるパラワンNGOネットワーク(PNNI)が立ち上がった。
環境警備隊である彼らの闘いは戦争に近い。違法伐採者はライフルで武装しており、命を落とすメンバーが後を絶たない。PNNIの代表ボビーは環境弁護士として仲間と共に、パラワン島の生態系を“経済発展”のために破壊しようとする腐敗した政治家や実業家を相手に命がけの闘いを挑む。
パラワン島を守るためエコツーリズムの推進を掲げる候補者の町長再選にも協力するが、時のドゥテルテ大統領に殺害予告を受ける。
果たして彼らは“最後の秘境”を守ることができるのだろうか──。

響いてくるチェーンソーの音を頼りに森を進み、違法伐採者を捕まえるPNNIのメンバーたち。押収したチェーンソーを事務所の前に積み上げた姿が圧巻。その数700台以上。違法に伐採した木材を運んだ船やトラックも事務所の敷地内に展示されています。
モラルのない違法伐採者が、あまりにも多いことに驚きますが、環境を命がけで守ろうとする活動家がわずかでもいることに救われます。けれども、権力を握る政治家たちの意識を変えない限り、違法伐採を根絶できないであろうことも、本作は示唆しています。フィリピンだけでない、世界の問題。悲しい現実を突きつけられた思いです。(咲)


本作の主人公 PNNI代表、ロバート・“ボビー”・チャン 弁護士来日 緊急決定! 
シアター・イメージフォーラムでアフタートークが行われます。
●5/31(土)11:00の回上映後
●6/01(日)11:00の回上映後


2022年/98分/米国・フィリピン・英国・オーストラリア・香港/ドキュメンタリー
配給:ユナイテッドピープル
公式サイト:https://unitedpeople.jp/delikado/
★2025年5月31日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー




posted by sakiko at 16:10| Comment(0) | フィリピン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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