2020年11月15日

おろかもの

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監督:芳賀俊(はが・たかし) ・鈴木祥(すずき・しょう)
脚本:沼田真隆
撮影:芳賀俊
主題歌:「kaleidoscope」円庭鈴子
出演:笠松七海(高城洋子)、村田唯(深津美沙)、イワゴウサトシ(高城健治)、猫目はち(榊果歩)、葉媚(小梅)、広木健太(倉木宗介)、林田沙希絵(安達真奈美)、南久松真奈(吉岡秀子)

高校生の洋子は両親を早くに亡くし、兄の健治と二人支えあって生きてきた。健治の結婚を間近に控え、婚約者の果歩がしょっちゅう家にいるのがなんとなく気づまりな日々、健治が浮気相手らしい女性といるところを見てしまう。ショックを受けた洋子は女性を追跡、自分でも思いがけない行動に出てしまった。女性は美沙といい、洋子はイヤな感じを持たなかった。友達の小梅は面白がってけしかけるし、何食わぬ顔でいる兄も腹立たしい。計画は動き出してしまった。

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村田唯さん、芳賀監督、笠松七海さん

田辺・弁慶映画祭やSKIP映画祭でも好評を得た作品。日芸の学生だったころからの芳賀監督、鈴木監督&沼田真隆・脚本トリオが惚れ込んでいる女優さんたち、笠松七海さん村田唯さんを迎えて作り上げました。
公開中の『さくら』ではお兄ちゃん大好きな妹が兄とガールフレンドの邪魔をしました。優柔不断で断れず二股かけているのは『本気のしるし』の辻くんみたいです。そのへんはあるあるですが、こちらは妹が兄の浮気相手と仲良くなりタッグを組むという、これまで見なかった面白い設定のストーリーです。美沙役が魅力的でないとなりたちませんね。村田さんは石田えりさんの若いころを思い出す、男女どちらにも好かれそうなタイプの方です。揺れる気持ちを表現した笠松さん、婚約者というより母親のような猫目さん…女優さんたちがしっかりとそこにいました。
芳賀監督と笠松さん、村田さんのお三方にいろいろお話を伺いました。こちらです。(白)


妹が結婚を控えた兄の浮気相手と結託して、結婚を阻止しようとする。それってやっぱり、心のどこかに義姉になる人に兄を取られたくないという思いから、義姉を心の底では受け入れられないからなのかしら。そんなことを思いつつ、作品を見ていました。洋子の場合、両親を亡くしてから、兄と2人で暮らしてきたから、余計にその思いは強いのでしょう。
そんな妹の気持ちを浮気相手と結び付けてひと悶着起こさせる。ストーリーの着眼点は奇抜ですが、演者の確かな演技によって現実味を帯びたものになりました。
果たして2人の作戦は成功するのか。みんなの行く末をたっぷり味わってください。(堀)


2019/日本/カラー/96分/
配給・宣伝:MAP+Cinemago
©2019「おろかもの」制作チーム
公式 Twitter:@orokamono_movie
★2020年11月20日(金)、12月4日(金)〜10日(木) テアトル新宿にて計8日間
12月18日(金)〜21日(月) シネ・リーブル梅田にて計4日間レイトショー公開となります!
posted by shiraishi at 10:47
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