2019年11月09日

スーパーティーチャー 熱血格闘(原題:大師兄  Big Brother)

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監督:カム・カーウァイ
製作:ドニー・イェン、ウォン・ジン、コニー・ウォン
脚本:チャン・タイリー
撮影:ジャム・ヤウ ウォン・マンノク
アクション監督:谷垣健治
出演:ドニー・イェン(チャン・ハップ)、ドミニク・ラム(ラム校長)、ジョー・チェン(リョン先生)、ユー・カン(ロー・ギンイン)、ジャック・ロク(レイ・ワイチョン)、ブルース・トン(クワン・カイチン)、クリス・トン(クワン・カイイン)、グラディス・リー(ウォン・ダッナン)、ゴードン・ラウ(ホン・ジョウファ)

香港で成績最下位の学校、タックチー学園はこの数年大学進学者がいない。このままでは教育局からの補助金が打ち切られてしまう。ラム校長はアメリカ帰りの教師チャン・ハップを雇い、問題児ばかりが集められた6Bの担任にした。
チャンは特に持てあまされている5人の記録を調べ、1人ずつ家庭訪問をして問題の根を探ろうとする。これまでの教師にはなかったチャンの型破りの指導は、生徒の授業への関心を呼び覚ましす。学習することの楽しさを体験した生徒は、次第にチャンに信頼を置くようになった。授業が成り立たなかった6Bの変わりように他の教師たちも注目する。

なんだか久々に香港映画らしい映画を観ました。ドニー・イェンが長い芸歴の中で初めての教師役。イップ・マンのようにおちついた師父ではなく、弁もたてば腕もたち、不良も一目置くようになるというアメリカ海兵隊帰りの熱血教師です。このチャン先生の授業のようすも必見。やる気を引き出すのが先生の腕です。こういう先生だったら生徒も身を入れるでしょう。生徒役にフレッシュな若手を揃えて魅力を開花させています。双子のブルースとクリスの父は香港俳優のケント・トン(TVB「五虎將」の一人)。
学園は地上げ屋の餌食になりかけていて、後半は香港映画ファンが期待するアクションシーン。見せ場がつるべうちでやってきます。谷垣健治アクション監督とともに日本のスタントマンも参加。香港の教育や背後の家庭の問題を主題に、観客へ小出しに見せながら、エンターテイメントを加味して飽きさせません。ドニー・イェンに注目したのは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』(1992)でした。ジェット・リーの敵として登場し、主役より「この人は誰!?」とそちらに目が。あれから20ウン年、ドニー様若い!(白)


主人公はアメリカ軍を除隊後、香港に戻って高校教師に。(白)さんも書いているが、落ちこぼれ組のやる気をうまく引き出し、家庭の問題にも向き合わせる。ドニー・イェンが嬉々として演じているのを感じた。勉強する意味を説く場面は思わず、聴き入ってしまったが、これは人生経験が豊富だから言えること。私にはとても言えやしないと思って見ていたら、人生の意義を問う中国の大学入試問題を取り上げ、勉強と経験のどちらも大切であることをさらりと伝える。内容が深い。
もちろんアクションの見せ場もしっかり。ドニー・イェンの本領発揮。かっこいい~ その中で主人公は若かった自分のやんちゃぶりが友人の人生を大きく左右してしまったことを知る。取返しのつかないことへの後悔と申し訳なさでいっぱいだろうが、それを踏まえてどう対応するか。これはなかなか難しいと感じた。(堀)


2018年/中国・香港/カラー/シネスコ/101分
配給:エスピーオー
(C)2018 Mega Vision Project Workshop Limited. All Rights Reserved.
https://www.vap.co.jp/superteacher/
★2019年11月15日(金)よりシネマート新宿ロードショー

~ご注意ください~
のむコレ上映日
シネマート新宿:11/15(金)、11/30(土)、12/13(金)、12/26(木)、12/29(日)、1/2(木)、1/12(日)、1/29(水)2/6(日)、2/20(木)
現在確定している上映時間:
● 11/21(木)20:55

シネマート心斎橋:11/15(金)、11/18(月)、12/7(土)、12/30(月) 、1/2(木)、1/12(日)、1/22(水)
現在確定している上映時間:
● 11/15(金)18:40
posted by shiraishi at 10:15
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