2019年03月28日

ダンボ(原題:Dumbo) 

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監督:ティム・バートン
撮影:ベン・デイビス
美術:リック・ハインリクス
衣装:コリーン・アトウッド
編集:クリス・レベンゾン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:コリン・ファレル(西島秀俊)、マイケル・キートン(井上和彦)、ダニー・デヴィート(浦山迅)、エヴァ・グリーン(沢城みゆき)

メディチ(ダニー・デヴィート)率いるサーカスに誕生した子象は、新しい看板としてショーに出るが、“大きすぎる耳”のせいで、ダンボと呼ばれ、 観客から笑いものにされてしまう。ある日、サーカスの元看板スターだったホルト(コリン・ファレル)の子どもたちが、ダンボと遊んでいると、ダンボが大きな耳を使って飛べることを発見する。大都会ニューヨークの巨大テーマパーク“ドリームランド”を経営する大興行師のヴァンデヴァー(マイケル・キートン)は、 “空飛ぶ子象”の噂を聞きつけ、メディチのサーカス団を騙して、ダンボを手に入れようと企む。愛する母と引き離され、ヴァンデヴァーのショーに出演させられるダンボ。サーカス団の仲間たちは、ダンボ親子を救出する作戦を立てる。ついに決行の日。ショーの晴れ舞 台に立つダンボ。サーカス団の仲間たちによる、想像を超えた救出作戦とは?

大きな耳を翼のようにして空中を飛ぶ象のダンボ。初期のディズニーを代表する名作『ダンボ』(1941年)を見たことがなくても、その名前を知っている人は多いだろう。そんなダンボをティム・バートン監督が実写映画化した。今回は人間とコラボレーションして、子どもだけでなく、むしろ大人こそ見てほしい内容となっている。
母と引き離されたダンボを支えるのは、サーカス団のスター・ホルトの子どもであるミリーとジョー。戦争に行った父の留守中に母を亡くした2人だからこそ、ダンボの寂しさに寄り添える。ダンボが母象と会えるように奮闘するのは、ダンボを通じて、自分たちも母に会う喜びを感じたかったのかもしれない。飛ぶのを躊躇うダンボに、ミリー自身が自分の力を信じる行動を取り、ダンボに発破をかけた。
また戦争で左腕を失ったホルトはサーカス団での居場所が見つけられない。子どもたちがいちばん辛いときにそばにいてやれなかったことで、親としても距離感がある。しかし、「完璧な親はいない。信じてほしいたけ」と空中ブランコのスター、コレット(エヴァ・グリーン)からアドバイスされ、子どもたちに向き合う。
ダンボだけでなく、サーカス団の父子もありのままの自分を受け入れ、一歩を踏み出していく。自分らしくいることの大切さを作品は伝えている。
ところで、ダンボはDumbo と綴るが、その名前の由来が映画で文字遊びのように描かれている。またクライマックスにも似たような文字遊びがあるので、見落としませんように。(堀)


2019年/アメリカ/カラー/112分
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
公式サイト:http://disney.jp/dumbo/
★2019年3月29日(金) 全国公開


posted by ほりきみき at 00:00
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