2021年05月01日

ローグ   原題:ROGUE

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監督:M.J.バセット(『サイレントヒル:リベレーション』)
脚本:イザベル・バセット、M.J.バセット
出演:ミーガン・フォックス(『トランスフォーマー』)、ジェシカ・サットン(『インサイド・マン 2』)、フィリップ・ウィンチェスター(『サンダーバード』)

アフリカの草原。ライオンの檻や、サイの角が並ぶ密猟グループの拠点。闇の中から銃を持って現れるサマンサ・オハラ(ミーガン・フォックス)。彼女が率いるくせ者揃いの傭兵部隊は、ここに誘拐されて捉われている知事の娘を助けるべくやって来たのだ。殺したと思ったライオンが飛びかかってくる。ようやく檻の中に閉じ込められていた若い女性3人を連れ出すが、迎えにきたオスプレイは敵に撃ち落されてしまう・・・

ライオンやワニなどの危険にさらされながらの銃撃戦。誘拐犯の首謀者ザラームは、イギリスからやってきたムスリム。傭兵を率いるボスのサマンサは、13歳で士官学校に入ったという筋金入り。なぜ、彼らはアフリカの地で対決しなくてはいけないの?と、背景を知りたくなりますが、ま、エンタメのアクション映画ということで。
M.J.バセット監督は、娘さんであるイザベル・バセットと共同で脚本を書いたのですが、小さなペットのプロジェクトとなるようにとの思いだったそうです。
映画の冒頭、2匹の可愛い子ライオンがトラックの荷台に載せられて運ばれてきます。ライオンが獰猛に飛びかかってきたのは、この子ライオンの母ライオンだったからだと、後でわかります。なるほど、動物愛護をアピールしたものでした。
撮影地は、南アフリカのヨハネスブルグから約40マイル離れたゲームファーム。
アフリカ好き、ミリタリー・アクション好きの方にお勧め。(咲)


サマンサ役のミーガン・フォックスは荒くれ男たちの中に入ると小柄ですが、くっきりした顔立ちの美女で目立ちます。てきぱきと迷わず指示を出すのがまたカッコいい。
チームの任務は知事の娘の救出なので、ボスのサマンサは一緒に囚われている他の女性たちを置いていこうとします。仲間と当の娘たちに懇願されて渋々連れ出すも、やっぱり足手まといになるのでした。一難去ってまた一難、難易度の高い脱出ゲームをやっているようなハラハラ×ドキドキが味わえます。強いヒロインのミーガン・フォックス、実生活ではお子さんが3人?いて、インスタに可愛い写真をあげていました。なんとセクシーなママでしょう。(白)


2020年/南アフリカ・イギリス/カラー/シネマスコープ/5.1ch/106分/英語/PG12字幕翻訳:大嶋えいじ
配給:クロックワークス
© 2020 Mannequin Phoenix (Pty) Ltd. and Phoenix Wallace Limited
公式サイト: https://klockworx-v.com/rogue/
★2021年5月7日(金)新宿バルト9ほか 全国ロードショー

*注:緊急事態宣言の出ている都府県では、解除後の公開となります。公式サイトでご確認ください。

posted by sakiko at 22:37| Comment(0) | 南アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする