2022年01月23日

クレッシェンド 音楽の架け橋  原題:CRESCENDO #makemusicnotwar

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©CCC Filmkunst GmbH

監督:ドロール・ザハヴィ
出演:ペーター・シモニシェック(『ありがとう、トニ・エルドマン』)、サブリナ・アマーリ、ダニエル・ドンスコイ、メフディ・メスカル、ビビアナ・ベグラウ、エーヤン・ピンコヴィッチ、ゲッツ・オットー

和平を願って結成されたイスラエルとパレスチナ混合オーケストラ。融和はあるのか?

「愛し合ってる」と両親宛のビデオメッセージを録画するオマルとシーラ。
オマルはパレスチナ人のクラリネット奏者、シーラはユダヤ人のホルン奏者だ。二人が出会ったのは、中東の和平交渉が行われる南チロルでの一夜限りの演奏会のために結成されたイスラエルとパレスチナ混合のオーケストラ。
企画を任された世界的指揮者エドゥアルト・スポルクによる厳正なオーディションがテルアビブで開かれた。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で暮らすオマルはヴァイオリニストのレイラと共にチェックポイントでのイスラエル兵の厳しい検査をなんとかパスして会場に駆けつけ、メンバーに選ばれた。受かった奏者たちが練習を始める。スポルクは、コンサートマスターに、ユダヤ人の優秀なヴァイオリニストのロンではなく、パレスチナ人のレイラを指名する。レイラが指揮をとって始めようとしても、ユダヤ人の奏者たちは誰も言うことをきかない。スポルクは、本番までの3週間、南チロルの山間部での合宿で、彼らの敵対心を和らげようと荒療治に出る。ロープを挟んで二手に分かれ、5分間、相手への不満を叫ぶよう指示する。「アラブ人はテロリスト」「ユダヤ人こそ人殺し」「おじいちゃんは70年前リッダから追い出された。母親が亡くなる前に家の鍵を受け取った」と怒鳴りあう中で、オマルとシーラだけは戸惑って黙っていた。そんな二人がいつしか心を通わせるようになる・・・

タイトルの「クレッシェンド」は、音楽用語で「だんだん強く」の意味ですが、ロープを挟んで怒鳴りあう声がだんだん強くなっていくのを指しているのではと思うほど。今のパレスチナの状況と同様、この混合オーケストラも二つの民族が分かち合うことはないのかと危惧してしまいます。“音楽の架け橋”という副題に、心温まる感動物語かと思いきや、一筋縄ではいきません。「クレッシェンド」というタイトルには、成長するという意味と共に、音楽を通じて芽生える共振がだんだん広がっていくことを願う気持ちが込められているそうです。

ドロール・ザハヴィ監督は、1959年2月6日、イスラエル・テルアビブ生まれ。物心がついた時からイスラエルとパレスチナの対立を目にして関心を寄せてきました。1982年、奨学金を受け、旧東ドイツのコンラート・ヴォルフ映画テレビ大学で演出を学び、卒業後はイスラエルで映画評論家として活動。ベルリンの壁崩壊直前の1989年の秋にベルリンに渡り、1991年から永住。テレビ番組の製作に勤しむ傍ら、イスラエルとパレスチナの政治的対立をテーマにした長編映画『For My Father』(08・英題)を監督。
本作は、ユダヤ人とアラブ人で結成された実在のいくつかのオーケストラにインスパイアされて描いた物語。特に、1999年に世界的指揮者のダニエル・バレンボイムとパレスチナ系米文学者のエドワード・サイードの提唱により「共存への架け橋」を理念に結成された「ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団」の名前を挙げていますが、あくまでフィクション。中でも、指揮者スポルクがホロコーストに関わったナチス党員の息子で、スポルク自身、葛藤を抱えた人物として描いたことに監督のさらなる思いを感じました。団員のユダヤ人も肉親に強制収容所でつけられたタトゥーがあると語っていて、ヨーロッパのキリスト教社会で脈々と続いてきたユダヤ人蔑視が、今のパレスチナで暮らす人々に影を落としていることも感じさせてくれる作品になっています。(咲)
(注:イスラエル人というと、イスラエル国籍のパレスチナ人も含まれるため、国家はイスラエル、民族としてはユダヤ人としました。)



2019年/ドイツ/英語・ドイツ語・ヘブライ語・アラビア語/112分/スコープ/カラー/5.1ch
日本語字幕:牧野琴子、字幕監修:細田和江
配給:松竹 宣伝:ロングライド
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/crescendo/
★2022年1月28日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、 シネ・リーブル池袋ほか全国公開




posted by sakiko at 12:32| Comment(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月11日

ミムジー・ファーマー主演の2本

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『MORE モア』(原題:More)
監督:脚本:バーベット・シュローダー
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ピンク・フロイド
出演:ミムジー・ファーマー(エステル)、クラウス・グリュンバーグ(ステファン)、ハインツ・エンゲルマン(ウォルフ)、ミシェル・シャンデルリ(チャーリー)、ヘンリー・ウルフ(ヘンリー)、ルイズ・ウィンク(キャシー)

ドイツ人の若者ステファンは学業を放り出し、自分探しの旅に出た。資金が底をつく頃、賭けでステファンに勝ったチャーリーとつるむことになった。ある夜、2人で潜り込んだパーティで、ステファンはアメリカ人女性エステルに一目ぼれする。チャーリーの忠告を聞き流し、彼女を追ってイビサ島を訪れる。眩しい陽光と青い海に囲まれた大自然の中で愛し合い、自由で幸せな日々を過ごすステファンとエステルだったが、エステルが隠し持っていたヘロインが2人の運命を大きく変えていく。

アメリカ出身の女優ミムジー・ファーマーは今回2本のリバイバル上映で知りました。金髪のショートカット、スタイル良く青春スターの外観で、悪女の片鱗もないのですが、関わった相手も自分もいつのまにやら破滅させてしまうという。まぜるな危険じゃなく「近づくな危険」の女子でした。本作ではバイセクシュアルの麻薬中毒者を鮮烈に演じて、一躍人気とになったそうです。ピンク・フロイドが初めて映画音楽を手がけています。1969年には『明日に向って撃て』『真夜中のカーボーイ』や『イージー・ライダー』なども本国でヒットしています。なんだか時代の共通点があるような。(白)

1969年/西ドイツ・フランス・ルクセンブルク合作/カラー/スコープ/116分/R15+
(C)1969 FILMS DU LOSANGE
日本初公開:1971年2月20日

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『渚の果てにこの愛を』(原題:La route de Salina)
監督・脚本:ジョルジュ・ロートネル
原作:モーリス・キュリー
出演:ミムジー・ファーマー(ビリー)、ロバート・ウォーカー(ジョナス)、リタ・ヘイワース(マラ)、エド・べグリー(ワレン)、ブルース・ぺシュール(チャーリー)、デビッド・サックス(警察署長)

港町サリナへと続く一本道。荒野にガソリンスタンド兼食堂がポツンとある。若い旅人のジョナスが立ち寄り、女主人と目が合った。すると「ロッキー!」と呼ばれた。4年前に家を出たきりの息子と間違えているらしい。妹だという美しい娘ビリーも兄と呼んで抱きついて再会を喜んでいる。そんなに似ているのかととまどうジョナスだったが、行く当てもないので、そのままロッキーとして二人と暮らすことにした。

『MORE/モア』で一躍時の人になったミムジー・ファーマーのもう一つの代表作。こちらは人違いをされたまま、他人になりきって暮らしてしまう男と、その裏にある真実が描かれます。荒野の先は青い海と砂浜。平和そうな田舎町で何が起こっていたのか、可憐なミムジー・ファーマーのヌードにくらくらしていると、あなたもき・け・ん。(白)

1970年/フランス・イタリア合作/カラー/スコープ/95分/R15+
© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved.
日本初公開:1971年6月19日

https://mimsyfarmer2021.com/
配給:コピアポア・フィルム
★2021年11月5日(金)新宿 シネマカリテにてロードショー

posted by shiraishi at 18:23| Comment(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月17日

復讐者たち  原題:Plan A

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監督・脚本:ドロン・パズ、ヨアヴ・パズ
出演:アウグスト・ディール、シルヴィア・フークス、マイケル・アローニ、イーシャイ・ゴーラン

1945年、第二次世界大戦での敗戦直後のドイツ。ナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅政策ホロコーストを生き延びたユダヤ人男性マックス。離ればなれになった妻子の行方を捜すために難民キャンプに向かう途中、英国軍の指揮下にあるユダヤ旅団の兵士ミハイルと知り合う。難民キャンプで、妻子がナチスによって殺されたことを知ったマックスは、ナチスの残党への復讐を行っているユダヤ旅団に加わる。そんなある日、森の中で戦争の終結を知らないユダヤ人のパルチザンの一味ナカムと出会う。マックスは、恩人ミハイルより、過激分子ナカムの動向を監視する任務を与えられる。ナカムの隠れ家に潜入したマックスは、彼らが準備を進める“プランA”という復讐計画の全容を突き止める。それは水道水に毒物を混入し、ドイツの市民600万人を殺害するという恐ろしい計画だった・・・

本作の監督を務めたのは、イスラエル出身のドロン・パズとヨアヴ・パズの若い兄弟。
多くの民間人を巻き込む極悪な復讐計画に実際に関わった人たちへのインタビューを重ねて、本作を紡ぎました。ホロコーストで家族すべてを亡くし、生きる望みを失った人たちが、復讐することを生きる目的にしてしまったという切実だけれど残念な状況。けれども、憎悪は憎悪を生むだけ。そのことに気づけば、自ずと行動は変わってくるはずなのですが、今の世界をみると、そうでもないのを憂います。
ホロコーストでひどい目にあったからと、ユダヤ人がパレスチナ人を追い出したというのもまた、許されることではありません。 平和共存の世界はいつ実現するのでしょう・・・ (咲



2020年/ドイツ、イスラエル/英語/110分/シネスコ/5.1ch
日本語字幕:吉川美奈子
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト:http://fukushu0723.com/
★2021年7月23日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国公開

posted by sakiko at 19:05| Comment(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月16日

ベルリン・アレクサンダープラッツ  原題:Berlin Alexanderplatz 

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監督:ブルハン・クルバニ  
脚本:マーティン・ベーンケ、ブルハン・クルバニ  
原作:アルフレート・デーブリーン著「ベルリン・アレクサンダー広場」(1920年)
出演:ウェルケット・ブンゲ、イェラ・ハーゼ、アルブレヒト・シュッヘ、アナベル・マンデン、ヨアヒム・クロルほか

西アフリカ・ギニアビサウ出身のフランシス(ウェルケット・ブンゲ)は、国を逃れ、難民として海を渡り、命からがらドイツにたどり着く。地底で不法に重労働に就くフランシスは、やがて麻薬売人のラインホルト(アルブレヒト・シュッヘ)のもとで働くようになる。ラインホルトのボスのプムスからは、ゴリラ呼ばわりされる。ラインホルトから荷積みの手伝いを頼まれるが、宝石店強盗だった。拒んだことから、車から突き落とされ、片腕を失う。以前クラブで知り合ったナイジェリア女性のエヴァがドイツ女性ミーツェにフランシスを看るように手配してくれて、やがてフランシスとミーツェは恋仲になり、子どもを宿す。エヴァのクラブでの仮装パーティの夜、身重のミーツェは連れていけないとフランシスは一人で出かける。ミーツェはキティの名で、アントレという男と連絡を取り合っていたが、フランシスの留守に初めてアントレと会う。アントレは実はラインホルトの別名だった。そして、その夜、悲劇が起こる・・・

「善人になりたい」と願うフランシスですが、不法滞在のドイツで、どんどん悪の世界に巻き込まれていきます。最初に働いていた地下の作業場で、同僚が負傷し救急車を呼んだことから、不法就労がばれて働けなくなります。ちなみに、この時に負傷した同僚がマスードという男性で、恐らくクルバニ監督の故国であるアフガニスタンからの難民だと思います。
働き場所を無くし、不法移民を食い物にするラインホルトの甘い誘いに乗ってしまうフランシス。最初は、売人がたむろする公園でビサウ料理のマンカラを売っていたのですが、だんだん悪の世界に引きずり込まれます。それでもなお、善人になりたいともがくフランシス・・・

原作は、1920年代に出版されたアルフレート・デーブリーンによる現代ドイツ文学の金字塔「ベルリン・アレクサンダー広場」。アフガニスタン人難民の息子として、1980年にドイツで生まれたブルハン・クルバニ監督は、独自の解釈で映画化。原作の主人公は、下層労働者でしたが、それをアフリカからの難民に設定。時代も現代にして、貧困・人種・難民の問題を盛り込んだ深みのある作品に仕上げています。(咲)


スタイリッシュで斬新なオープニングは見る者の不安を煽るが、気になって目が離せなくなる。恋人の命を救えなかったことを悔やみ、いい人間になろうと誓う男が犯罪社会へと滑り落ちていく。原作のフランツは第一次大戦を経験し、映画のフランシスは難民としてドイツに辿りついた。時代と設定を変えているが、共通して言えることはどちらもPTSDに苦しんでいるところ。善でありたいと思いつつ、ラインホルトに魅力を感じてしまい、囚われてしまう。何度も立ち止まる機会はあったはずだ。いや、彼は彼なりに踏ん張って、自分の正義を貫こうとしたのだが、どこかで何かを間違えて、いちばん大事なものを喪ってしまった。そんなフランシスはスクリーンの向こう側の人間ではない。立場や状況は違うけれど、私たちもフランシス的な部分を持っているのではないだろうか。3時間という長尺にもかかわらず、ラストに希望を感じて心地よい余韻が残る。(堀)

<ブルハン・クルバニ監督 コメント>
原作の「ベルリン・アレクサンダー広場」を読んで僕は育ちました。ベルリンに引っ越したとき、近くの公園には金持ちも黒人もいて、ただ麻薬のコミュニティは黒人の難民がほとんどでした。格差を目の当たりにし、僕は彼らに焦点を当てた物語を作りたいと考え、頭の中で難民の物語とフランツ・ビーバーコップ(「ベルリン・アレクサンダー広場」の主人公)の物語が重なりました。自慢のチームと役者たちが作った、旅をするような映画です。本作はドイツ人社会と難民の話で、そこには闇が存在する。しかし結末には希望の見える話になっています。楽しんでください。

2020年/ドイツ・オランダ/ドイツ語・英語/183分  
配給:STAR CHANNEL MOVIES  
公式サイト:https://star-ch.jp/starchannel-movies/detail_048.php
★2021年5月20日(木)よりMIRAIL(ミレール)、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映

☆「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021」上映作品
 11月19日(金)18:45 11月21日(日)10:20

posted by sakiko at 17:21| Comment(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月09日

グンダーマン 優しき裏切り者の歌   原題:GUNDERMANN

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監督:アンドレアス・ドレーゼン
脚本:ライラ・シュティーラー 音楽:イェンス・クヴァント
出演:アレクサンダー・シェーア、アンナ・ウンターベルガー

失われた国、最大のスキャンダルとなった秘密警察 (シュタージ) ――
“東ドイツのボブ・ディラン”と呼ばれ、スパイだった男の真実の物語

ゲアハルト・グンダーマンは、ベルリンの壁が崩壊し、東ドイツが消滅した後もシンガー・ソングライターとして、カリスマ的な人気を博していた。しかし、彼は人には言えない過去を抱えていた。昼間は炭鉱でパワーショベルを運転、仕事が終わると仲間と共にステージに上がり、自作の歌で人々に感動を与えていた。しかし、東西統一後、シュタージに協力した人々の多くが、その事実をひた隠し、公になることを恐れていた。かつて、バンド仲間や友人たちの行動を報告していた過去が脳裏を過る。そして、友人の妻となった幼なじみコニーへの諦めきれない想い。優しかった父との確執と再会。そんなある時、かつてシュタージに協力した著名人たちが次々と告発されるのをテレビ報道で知る。彼は友人たちを訪ね、過去の自分とシュタージとの関わりを告白する・・・

シュタージに指示されるまま、友人たちを監視していたことがずっと心の重荷になっていたグンダーマン。勇気を振り絞って友人に告白したところ、「俺もお前を監視していた」と告げられます。体制に逆らえなかったからと割り切って過ごす人の多い中、グンダーマン、あまりにお人よしすぎて、ちょっといらつきます。
東ドイツがお互いを監視する社会だったことが、当時、どれくらい明らかだったのでしょう。東西ドイツが統一して、自由社会で暮らせるようになっても、過去を引きずって生きる人たちが多くいることに思いが至りました。過去は忘れるのが処世術!?(咲)

東西冷戦の時代、ドイツは東西に分断されていた。そして東ドイツの秘密警察は、国民同士を監視するようなことをしていた。これはグンダーマン という人物を介する形で、そういうことを告発する映画なのだろうか? 国家というのは、社会主義国家だろうと、民主主義国家だろうとも、そういう風に人を監視している。私も1969年頃の日本でそういう経験をした人たちのことを知っている。あの頃、学生運動や反戦運動をしている人たちを監視している人たちがいて、デモの最中に「あのイヤホーンをしている人たちには気をつけたほうがいい」なんて言葉も聞いたことがある。今もそういうことがあるのかもしれない。
炭鉱で働きながら歌を作り、歌っていたグンダーマン。日々の暮らし、仕事のことなど歌っていた。巨大なパワーショベルを運転し、炭鉱の鉱脈がある場所を削っていたのが印象的だった。そして彼の仲間で、高齢の女性もそれを運転していて、実際もそういうことがあるのかなと驚いた。
「ベルリンの壁崩壊後の東ドイツにおいて最も重要で最も有名な実在のシンガー・ソングライター、ゲアハルト・グンダーマン」と紹介され、“東ドイツのボブ・ディラン”とHPに書いてあったけど、その言い方は違うような気がする。「ボブ・ディラン」とは反体制のシンボル的な存在の歌手。もしそうなら、監視の対象ということはあるだろうけど、秘密警察が彼をスパイとして利用というのはちょっとおかしいという感じもするので(暁)。


*ドイツで最も権威のあるドイツ映画賞(2019)で作品賞、監督賞含む 6 部門で最優秀賞を獲得。

2018年/HD/シネマスコープ/5.1ch/128分/ドイツ
字幕・資料監修:山根恵子
提供:太秦/マクザム/シンカ
後援:ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都 
配給・宣伝:太秦   
© 2018 Pandora Film Produktion GmbH, Kineo Filmproduktion, Pandora Film GmbH & Co. Filmproduktions- und Vertriebs KG, Rundfunk Berlin Brandenburg
公式サイト:https://gundermann.jp/
★2021年5月15日(土)より渋谷ユーロスペース他全国順次公開



posted by sakiko at 16:34| Comment(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする