2025年06月22日

F1®/エフワン(原題:F1: The Movie)

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監督:ジョセフ・コシンスキー(『トップガン マーヴェリック』)
脚本:アーレン・クルーガー
撮影:クラウディオ・ミランダ
音楽:ハンス・ジマー
出演:ブラッド・ピット(ソニー・ヘイズ)、ダムソン・イドリス(ジョシュア)、ケリー・コンドン(ケイト)、ハビエル・バルデム(ルーベン)、トビアス・メンジーズ(ピーター)、サラ・ナイルズ(バーナデット)

若くして天才レーサーと期待されながら、事故で無冠のままF!®から姿を消したソニー・ヘイズ。荒れた時期を経て、売りに出される寸前の最弱チームにやって来た。かつての盟友ルーベンに請われたのだった。新人のジョシュアは「爺いがいまさら」と受け入れられない。チームも常識破りのソニーの言動に振り回され、ルーベンはソニーが乗るたび大破される車に頭を抱える。しかし各地のレースを転戦してきた経験をもとに結果を出し、ソニーは次第にチームの信頼を勝ち取っていく。

2022年世界中を熱狂させた『トップガン マーヴェリック』の布陣が再結集した本作。俳優も同じように数か月の特訓を経て、F1®カーを自ら運転しています。トップガンは海軍の、こちらはF1®の全面協力を得て制作されました。レースシーンは、実際にF1®グランプリ開催中のサーキットで撮影されていますから、大迫力なのも納得です。走行中のシーンは自分が運転席にいるようで、身体に力が入ります。大きな画面と良い音響の劇場で、ぜひぜひ体感してください。
そしてドラマをけん引する俳優陣です。近年はプロデューサー業のほうが目立っていたブラッド・ピットがスクリーンに戻ってきました!こんなブラピ様が観たかったですよね!? 1963年12月生まれの彼は還暦を過ぎましたが、チャーミングな笑顔は変わらず。遠目に見てもカッコいい、近ければもっといい(そんな機会はありませんが)。どうか年齢を重ねても、これまでと同じく自然にまかせていてほしいです(切望)。(白)


2025年/アメリカ/カラー/155分
配給:ワーナー・ブラザース
(C)2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
https://wwws.warnerbros.co.jp/f1-movie/
★2025年6月27日(金)全国ロードショー

posted by shiraishi at 14:48| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスファルト・シティ  原題:ASPHALT CITY

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(C)2023 BF MOVIE LLC. All Rights Reserved.

監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
原作:シャノン・バーク著「Black Flies」
出演:ショーン・ペン、タイ・シェリダン、キャサリン・ウォーターストーン、マイケル・ピット、マイク・タイソン

ニューヨーク、ハーレム。ここは、冷たいアスファルトに囲まれた街。
大学の医学部入学を目指すクロス(タイ・シェリダン)は勉学に励みながら、救急救命隊員として働き始める。ベテラン隊員ラット(ショーン・ペン)とバディを組んで救急車に乗り込み、現場で厳しい指導を受ける日々。ただただ救いたいという思いでいるクロスだが、様々な犯罪や薬物中毒、移民やホームレスと、多様な問題に直面し、自分の無力さに打ちのめされる。そんな中、自宅で早産した女性の要請に応えるが、新生児への処置が、クロスとラットの人生を大きく狂わせていく・・・

命を救うため、一刻を争う救急医療の現場がリアルに迫ってきます。しかも、ハーレムは様々な危険をはらんだ場所。ギャングの銃撃戦をかいくぐらないといけないこともあれば、言葉が通じない移民に対応しなければいけないことも。とにかく凄まじい現場。ショーン・ペン演じる老練の救急隊員が実に渋いです。希望に燃えながら、心が折れそうになる若き救急隊員を演じたタイ・シェリダンも、今後の期待の星。
人の命を預かる世界の救急隊員にただただ感謝。(咲)


第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品

2023年/アメリカ・イギリス/英語/カラー/スコープサイズ125分
字幕翻訳:高山舞子
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
公式サイト:https://ac-movie.jp
★2025年6月27日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開



posted by sakiko at 04:20| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月20日

Mr.ノボカイン(原題:Novocaine)

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監督:ダン・バーク&ロバート・オルセン
脚本:ラース・ジェイコブソン
出演:ジャック・クエイド(ノボカイン/ネイサン・カイン)、アンバー・ミッドサンダー(シェリー)、レイ・ニコルソン(サイモン)、ジェイコブ・バタロン(ロスコ―)、ベティ・ガブリエル(ミンシー)、マット・ウォルシュ(コルトレーン)、エヴァン・ヘングスト(ベン)、コンラッド・ケンプ(アンドレ)

ネイサン・カインはごく普通の真面目な銀行員。同じルーティンで毎日を過ごしている。しかし、ある日新人のシェリーに一目ぼれ、ランチに誘われたが彼女のお勧めが食べられない。実は生まれつき痛みを感じない身体なのだった。普通の食事は舌をかんだりするためいつも流動食。こわごわ口に運んだパイは絶品だった。2人は急速に親しくなる。人生の喜びを知ったネイサンだったが、銀行を襲った強盗団にシェリーが攫われてしまった。なんのスキルもないネイサンは、無痛の身体だけを武器に強盗団を追っていく。警察には一味と誤解されるのだが・・・。

ジャック・クエイドはデニス・クエイドとメグ・ライアンの一人息子。面影ありますね。テレビドラマシリーズ「ザ・ボーイズ」で主演を務めていてこちらは観ました。本作が映画初主演で、愛する彼女を取り戻すため、強盗団を追いかけます。その悪人の一人サイモンを演じるのがレイ・ニコルソン、ジャック・ニコルソンの息子です。ハリウッドも2世俳優が活躍中。
”Mr.ノボカイン”とはネイサンの子供の頃のあだ名で、麻酔薬の名前だとか。そう呼ばれて同級生にいじめられていたのでした。本作の制作スタッフは”どS”か?と言いたくなるほど、あの手この手でネイサンをいたぶります。気の弱い方ご用心ください。ネイサンは痛みを感じなくても不死身ではありません。コメディ仕立てなのですが、シェリーを助け出すまで観ているこちらの方が痛い思いをします。2世俳優激突のアクションをご覧あれ。(白)


2025年/アメリカ/カラー/110分
配給:東和ピクチャーズ
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
https://mr-novocaine.jp/
★2025年6月20日(金)より大ヒット上映中

posted by shiraishi at 19:21| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月04日

テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ(原題:Thelma)

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監督・脚本:ジョシュ・マーゴリン
出演:ジューン・スキッブ(テルマ)、フレッド・ヘッキンジャー(ダニエル)、リチャード・ラウンドトゥリー(ベン)、パーカー・ポージー(ゲイル)、クラーク・グレッグ(アラン)、マルコム・マクダウェル

93歳のテルマは夫亡きあと、寂しいけれども気楽な一人暮らしを続けている。愛する孫のダニエルはいつも気にかけて訪ねてくれる。ある日、ダニエルが事故を起こし刑務所にいるとの電話がかかってきた。大慌てのテルマは言われるままに保釈金の1万ドルを私書箱に郵送した。しかしそれは典型的な「オレオレ詐欺」!孫は無事だったものの、娘には叱られ老後の備えの虎の子も失くしてしまった。警察に届けたが、捜査は期待したようには進まず、テルマは犯人からお金を取返そうと決意する。電話の時メモした住所をたよりに、誰にも内緒で一人出発してしまう。行きがけに旧友のベンを訪ねて、3輪スク―タ―を借りることにした。

この勇ましいおばあちゃんを演じる女優のジューン・スキッブも93歳!にして初主演です。スタントを用意したにも関わらず、(スローな)アクションも運転も自分でこなしたとか。大金を騙し取られて「なめんなよ」とばかり一人リベンジに向かうテルマおばあちゃん。家族は携帯の位置情報を見ながら追跡します。観ているこちらもテルマの行動にハラハラしつつ、ベンの登場にちょっとホッとします。実直で心配性なベンは、テルマとケンカしながらもちゃんと支えになりました。ダニエルは親から見たら、いろいろと心配の種の息子ですが、おばあちゃんにとっては優しくて可愛い孫なのです。
実際にジョシュ・マーゴリン監督の祖母が詐欺にひっかかり、お金を振り込みそうになったエピソードから生まれた作品です。年取ったからと、愚痴ってばかりの老後じゃつまらない、スカッとする冒険だってできるはず。そんな方々にぜひご覧いただきたい1本です。(白)


2024年/アメリカ、スイス合作/99分
配給:パルコ
(C)2024 GDH 559 CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED
https://www.universalpictures.jp/micro/thelma
★2025年6月6日(金)ロードショー

posted by shiraishi at 00:06| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月23日

サスカッチ・サンセット(原題:Sasquatch Sunset)

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監督:デヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー
製作総指揮:アリ・アスター
脚本:デヴィッド・ゼルナー
撮影:マイケル・ジオラキス
音楽:ジ・オクトパス・プロジェクト
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、ライリー・キーオ、ネイサン・ゼルナー、クリストフ・ゼイジャック=デネク

大自然の中で暮らすサスカッチの一家。生活はごくシンプルで、食べて寝て、交尾をして、食べ物を探して、寝て・・・の繰り返し。寝られる場所を探して、日が昇ると起き出し、日が沈むと眠りにつく。移動しながら仲間がいないか、なんとなく探しているようす。

「ビッグフット」とも呼ばれる未確認動物サスカッチがほんとにいたら・・・と、想像と創造で出来上がった作品??試写を観たあと、口がポカンとあいていたかも。これは絵本やアニメでアメリカの子どもたちにはおなじみの伝説の動物、なんでしょうね。どう紹介したらいい?と「?」が沸いてきます。日本でも河童や天狗の話がありますが、リアルな実写&セリフなしで映画になったかしら。作り手がとても楽しく作ったらしいのは伝わってきました。
ともかくも毛むくじゃら(誰が演じてるか全くわかりませんでした)の直立歩行をする類人猿は、言葉を持っていないようです。あるかもしれませんが、字幕には出ません。身振り手振りで通じているようす。ちょうど無声映画を観ている気分です。
コメディと見て面白く笑えるか、え?とあきれるか、分かれそうです。(白)


2024年/アメリカ/カラー/88分
配給:アルバトロスフィルム
https://sasquatch-movie.com/
★2025年5月23日(金)新宿ピカデリーほか全国順次公開
posted by shiraishi at 23:09| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする