2026年02月26日

正義廻廊  原題:正義廻廊  英語題:The Sparring Partner

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©️ 2022 Word By Word Limited / Mei Ah Film Production Company Limited / the Government of the Hong Kong Special Administrative Region. All Rights Reserved.

監督:ホー・チョクティン(何爵天)
出演:ヨン・ワイロン(楊偉倫)、マク・プイトン(麦沛東)、ルイーザ・ソウ(蘇玉華)、グロリア・イップ(葉蘊儀)他

第46回 香港国際映画祭 最優秀男優賞
香港電影金像奨(香港アカデミー賞)新人監督賞・編集賞受賞 他13部門ノミネート
香港R-18 歴代興収No.1

香港で実際に起きた<両親殺害バラバラ事件>。
裁判は2015年に結審し、すでに犯人は服役中。
しかし、その判決で正しかったのか?
なおも蠢く、謎。
あなたも、この裁判の“陪審員”となる。


ヘンリー・チョンは、ある企業の面接待ちをしている時に知り合ったアンガス・トンと共謀し、両親を殺害、遺体を切断。二人の犯行は決定的と思われたが、アンガスは遺体処理を手伝っただけと殺人を否認し、全てが揺らぎ始める。弁護人と検察官の攻防。陪審員たちの揺れ惑う倫理と感情。
真実も。正義も。グルグルぐるぐる。迷宮の中に入り込む……そして判決の時がやってくる。

ヘンリー・チョンが両親にわだかまりのあったことが、その生い立ちや、優秀な兄と違って、留学も中退で帰国し、両親が買ってくれた不動産も兄に権利を移されたことなどが丁寧に語られます。ポルノ映画やヒトラーに興味があったことなど、ヘンリーの人物像も示されます。一方、アンガスについては、知能が低いらしいことが描かれているのですが、裁判で、「殺害を認めたのは、刑事の取り調べが暴力的だったから。41時間、眠ることを許されず、ただ眠りたかったから」と殺人否認。そこから、大きく裁判が動きます。
さて、陪審員たちはどう判断をくだすのか?と、その行方を見守りました。
本作では、その内容にも惹かれましたが、興味深かったのは、法廷弁護士の身に着けている黒いガウンやウィッグ(かつら)でした。
1997年の返還後も、「一国二制度」の原則の下で、イギリスで生まれた法体系であるコモン・ロー制度が、香港において引き続き適用されていることが目でみてわかるものでした。
ただ、原則としてイギリスの伝統を継承していても、すべてが英国と同一というわけではなく、香港独自の運用や変化も見られるとのこと。
また、裁判が始まった時に、裁判長が、「この裁判は陪審制で、広東語で行われる」と宣言したことにも、英語でも中国語でもなく、広東語なのだと、香港ならではの法廷であることも知ることができました。(咲)


2022年/香港/シネスコ/5.1ch/カラー/広東語/138分
字幕翻訳:小栗宏太、山田愛玲  字幕監修:磯尚太郎
配給:ムヴィオラ、活弁シネマ倶楽部 提供:レヴィプラス
公式サイト:https://moviola.jp/seigikairou/
★2026年2月27日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開
posted by sakiko at 10:53| Comment(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月14日

これからの私たち - All Shall Be Well  原題:從今以後 英題:All Shall Be Well

2025年12月13日よりシアター・イメージフォーラム他で公開 
他の劇場情報 
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(C)2023 Mise_en_Scene_filmproduction

香港で暮らす60代のレズビアンカップルの話

『これからの私たち - All Shall Be Well』は香港の同性愛に対する法律の問題点や根深く残る差別を描き、ベルリン映画祭のLGBTQをテーマにした優れた作品に贈られるテディ賞を受賞。香港の深刻な住宅不足や就職難、経済格差などの問題も浮かび上がらせている。
同性婚が非合法の香港では遺言状がなければ、世を去ったパットの遺産をアンジーに継ぐ権利はない。力を合わせて築いた財産や2人で買った家であっても…。

監督・脚本・製作総指揮:楊曜愷(レイ・ヨン) 
製作:マイケル・J・ワーナー、テレサ・クォン、サンディ・イップ、チョーウィー・リョウ
出演
パトラ・アウ(區嘉雯)
マギー・リー(李琳琳)
タイ・ポー(太保)
フィッシュ・リウ(廖子妤)

60代のレズビアンカップル、アンジーとパットは長年支え合い、睦まじく生きてきた。事業や交友関係も良好で、穏やかで安定した日々を送っていた。アンジーはパットの親族である兄とその妻と甥、結婚して2人の子供を育てる姪とも親しく付き合ってきた。これから新しいビジネスを始めて人生の次のステップを踏み出そうとしていた矢先にパットが急死してしまう。
パットが急死したことで、葬儀や遺産をめぐって、それまで良好だったパットの家族とアンジーの間に溝が生まれてしまった。二人が住んでいたマンションがパット名義だったため、香港の法律に従い、親族である兄がパットの遺産を相続することになり、「法定相続人」でないアンジーは、これを巡って争うことになる。パットとの思い出が詰まったマンションを終の住処と考えているアンジーにとって、到底受け入れることができない。愛する人を失い悲嘆に暮れるアンジーの前に、立ち塞がる法律の壁と理解してくれていると信じていた親族が持っていた根深い偏見。暮らし向きの厳しいパットの兄夫婦とその子供たちも、それぞれの事情をかかえて葛藤していた。
HPより
同性カップルだけではなく、事実婚カップルや、1人で老いる不安を抱えるシングルにとっても、他人事とは思えないテーマを映画にしたのは、『ソク・ソク』 で長年抑圧されてきた同性カップルの老年の愛を描いて高く評価されたレイ・ヨン監督。アンジーの複雑な心情を繊細かつ力強く演じるのは、『ソク・ソク』で香港金像奨助演女優賞に輝き、話題作への出演が続いているパトラ・アウ。パット役には30年以上も銀幕から遠ざかっていたマギー・リーが起用され、短い出番ながらも、颯爽として自立したキャラクターを鮮烈に立ち上がらせている。『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』で日本でも人気急上昇中のフィッシュ・リウが重要な役回りを果たすパットの姪を好演している点も注目。

今年3月に開催された「大阪アジアン映画祭」でこの作品を観たが、この3月の映画祭(8月にも大阪アジアン映画祭があった)ではLGBTを題材にした作品が何本か上映され、親族でないため重症の恋人の病床を見舞うことができない話とか、相続に関する話とか、こういう問題を投げかけていた。
70代半ばのシングルである私が、この作品も含めて思ったことは、同性婚カップルやシングルの人は、いつ急死してもいいように、遺言を遺しておくことの必要性だった。「遺言書」なんてお金持ちだけが必要なものと思っていたが、自分の思いを文書で残しておくことの重要性を、いくつかの作品から思った。最初に、アンジーやパットを始め、熟年世代の香港のレズビアンたちの優雅な世界や、交流などが描かれ、現実にそういうのがあるのだったらすごいとも思うけど、現実はどうなのだろうか…(暁)。

公式HPはこちら 
2024年 / 香港 / 広東語 / 93分 / 2.35:1 / カラー / 5.1ch
協力:大阪アジアン映画祭、パレットーク、Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に
配給:Foggy

posted by akemi at 16:27| Comment(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月27日

スタントマン 武替道(武替道 Stuntman)

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監督・原作:アルバート・レオン、ハーバート・レオン
撮影:チョン・タイワイ
出演:トン・ワイ(サム)、テレンス・ラウ(ロン)、フィリップ・ン(ワイ)、セシリア・チョイ(チェリー)、()、()、

80年代に活躍した伝説のアクション監督サム(森)は、撮影中の事故の責任を負って業界を去り、今は小さな整骨院を営む。
ある日、かつての盟友である老監督から、新作のアクション監督を打診される。最後に一緒にやりたいという友人の願いを受け入れ、最近知り合った若く熱意のあるスタントマンのロン(龍)を助手にするが、現代の映画撮影では昔のやり方は通用せず、かつてサムの弟子だった主演俳優のワイ(威)や制作陣は、全てを犠牲にしてリアリティを追求するサムのやり方に反発する。さらに忙しさのあまり、結婚式を控える娘チェリーとの関係性も悪くなっていく。果たして、映画は無事に完成するのだろうか…

冒頭シーンでジャッキー・チェン映画のアクションシーンを思い出しました。劇場でも、レンタルビデオでも観ています。CGもAIもない時代です。文字通り命がけでアクションに挑んだ人たちにものすごく驚いて息をのみました。
その時代に活躍したアクション監督でリアリティ第一だったサムは、撮影でけが人を出したことで引退しました。整骨院に貼られた往年の映画ポスターや、セリフのはしばしに捨てきれない映画への愛情がこもっています。ゲリラ撮影もいとわなかった時代とは違うのに、昔の感覚から抜けきれません。実際に当時アクション界をけん引してきたトン・ワイがサムを演じていますが、胸中はいかばかりだったでしょう。
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』で信一(ソンヤッ)役のテレンス・ラウが新人スタントのロン、最強の敵、王九(ウォンガウ)役のフィリップ・ンが自分のスタントチームを持つ人気スターのワイを演じて再共演です。なんだか嬉しい。
2023年にドキュメンタリー『カンフースタントマン 龍虎武師』(2021)が日本公開されています。懐かしいアクション映画の名シーンの数々、それを支えてきたスタントマンたちの汗と涙の歴史が刻まれていました。面白い映画を観たいのは山々ですが、スタッフやキャストの命は何より大切。本作はフィクションですが、これまでの史実が反映されているはず。一途なスタンマンとその家族の嘆きにもらい泣きしました。(白)


2024年/香港/カラー/シネスコ/114分
配給:ツイン
(C)2024 Entertaining Power Co. Limited. All Rights Reserved.
https://stuntman-movie.com/
★2025年7月25日(金)新宿ピカデリーほかにて順次公開

posted by shiraishi at 10:02| Comment(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月23日

灰となっても 原題:寧化飛灰 英題:Rather be Ashes than Dust

6月28日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
劇場情報
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©rather be ashes than dust limited

原題の『寧化飛灰(Rather be Ashes than Dust)』は「塵として朽ちるよりも、灰となっても燃え尽きる方がいい」という意味を持つ。これは、人生を無為に過ごすよりも、短くとも激しく生きるという覚悟を表している。HPより

監督・撮影・編集:アラン・ラウ

香港の自由のために集い、全力で闘った

2014年に香港で始まった雨傘運動に続き、2019年、民主化を求める抗議運動が香港中をゆるがし、道路封鎖や理工大籠城などにもつながった。犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案に反対し、デモ行動に参加した人々は、「逃亡犯条例改正案の完全撤回」、「普通選挙の導入」など五大要求を掲げ、6月16日には香港の人口の3割を占める約200万人(主催側発表)に膨れ上がった。香港の司法の独立性が失われ、一国二制度が崩壊すると危機感が高まり、立ち上がった市民と警察との衝突は日を追うごとに激しさを増していった。催涙弾が発射され煙が立ち込める路上、飛び交うゴム弾、火炎瓶の炎。抗議運動の最前線でアラン・ラウ監督はフリーのジャーナリストとしてカメラを回し撮影し続けた。香港の若い世代の恐れを知らない行動と香港警察当局の冷酷さと残虐性がエスカレートし、それに対峙する若者たちも過激になっていく様子が映される。

HPより
アラン監督は、日本で公開されたドキュメンタリー映画『時代革命』では撮影監督も務め、多くの香港民主化運動を伝えるドキュメンタリー映画にも関わった。混乱と暴力が渦巻く現場を撮影する中で、「ジャーナリストは客観的であり続けるべきなのか?どのような行動をするべきなのか?」というジレンマに直面した。本作『灰となっても』には、香港の人々が否応もなく分断され、罪悪感に苛まれる姿、怒号が渦巻く路上、あの時のありのままの香港が映し出されている。私たちは時間を遡り、壮絶な現場でカメラを回しているジャーナリストたちが何を見て、何を感じていたのかを体験することになるだろう。変わりゆく香港を世界に伝えることができるのか、その確信と疑念に引き裂かれながら、アラン監督は2021年まで撮影を続けた。1000時間以上の映像から制作された本作は、ニュース報道だけでは伝えるのが難しい、現場の生々しい衝撃を突き付けてくる。

香港で反政府的な動きを取り締まる「香港国家安全維持法」が施行されてから2025年6月30日で5年。これまでに法律を補完する新たな条例も施行され、香港社会では言論に対する締めつけがさらに強まっている。逮捕者は300人以上にのぼり、香港を離れる人々も増え、アランも故郷である香港を離れた。「香港で何が起こったのか、そして香港の今後はどうなるのか知ってもらいたい」とアランは語る。痛ましいほど若い香港の抗議活動家たちの物語が灰となっても、消えることのないように。本作は今では自由に発言することができない香港の人々の闘いの記録でもある。香港市民の烈火のような自由と民主に対する熱望が込められている。この事実は決して消えることはない。

監督メッセージ
本作は、デモを撮影するジャーナリストたちの内なる葛藤を映し出しています。これまで議論されなかった現地のジャーナリストにとって非常に重要な問題に着目したいと思いました。政府が明らかに真実を隠し、国家による市民への暴力が常軌を逸しているとき、ジャーナリストの役割とは何でしょうか?
そしてこの映画は、現在香港に住み、自由に表現できない人々のためのものであり、彼らの証言でもあります。全体主義的な政府が私たちの家や表現の自由を奪っても、私たちの誇りや歴史を奪うことはできません。そして何よりも、私たちの存在、戦う意味を消すことはできないのです。

今は、市民運動関係の映画は、香港で上映が難しくなってしまったけど、日本ではいくつものドキュメンタリーが公開されてきた。それらの作品をおさらいするような感じで、市民運動の流れを総合的に表した作品だった。決して香港の人たちの思いを忘れてはならない。香港の人たちの思いに触れ、私たちに何ができるだろうと思う。これらの映画を日本の人たちが公開し、観続けることによって、香港の人たちに少しでも希望が生まれてくれたらと思う(暁)。

私が初めて香港を訪れたのが、1979年のことで、返還まで18年と聞いて、まだまだ先の話と思ったものでした。
返還の時を見届けようと、1997年7月1日の前後2週間、香港に滞在しました。28年前の6月30日も7月1日も、土砂降りの雨で、英国の涙ともいわれましたが、思えば、香港人のこれからの運命を暗示する雨だったのだと感じます。
返還後も足しげく香港に通い、20数年の間に70回ほど訪れていますが、2003年以降は足が遠のきました。レスリー・チャンが逝ってしまったということもありますが、私が大好きだった香港が変わってしまった姿を見たくないという思いもあります。
旅人の私と違って、香港で暮らしている人たちは、自由のなくなった故郷をあとにするか、我慢して住み続けるかの苦渋の選択をしなければいけないことを思うと、ほんとに胸が痛みます。
本作のアラン・ラウ監督も、この映画で香港人の思いを発信した代償に愛する香港をあとにしました。勇気をもって世に出されたこの映画を、多くの日本人に自由にモノの言える幸せを噛みしめながら観てほしいと願います。(咲)




公式HPはこちら 
2023年製作/118分/G/香港・イギリス・カナダ合作
配給:太秦

●シネマジャーナル紹介 関連記事
*作品紹介(公開年は日本公開の年)

『乱世備忘 僕らの雨傘運動』
(原題:乱世備忘)2018年公開
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/460532836.html

『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』2021年公開
(原題:Denise Ho: Becoming the Song)
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/481745772.html

『時代革命』2022年公開
(原題:時代革命 /英語題:Revolution of Our Times)
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/490705719.html

『Blue Island 憂鬱之島』2022年公開
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/489656264.html

『少年たちの時代革命』2022年公開
 (原題:少年/英語題:May You Stay Forever Young)
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/494357506.html

『理大囲城』2022年公開
(原題:理大圍城/英語題:Inside the Red Brick Wall)
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/494714604.html

『香港、裏切られた約束』(原題:因為愛所以革命/英語題:Love in the Time of Revolution)2024年公開
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/504571956.html?seesaa_related=category

*監督インタビュー

▼『革命まで』2015年 
郭達俊(クォック・タッチュン)監督&江瓊珠(コン・キンチュー)監督インタビュー
山形国際ドキュメンタリー映画祭2015にて
http://www.cinemajournal.net/special/2016/kakumeimade/index.html

▼『乱世備忘 僕らの雨傘運動』 2017年10月11日
陳梓桓(チャン・ジーウン)監督インタビュー
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017にて
http://www.cinemajournal.net/special/2017/yellowing/index.html

▼陳梓桓(チャン・ジーウン)監督インタビュー(公開時) 2018年07月22日
http://cineja-film-report.seesaa.net/article/460641864.html

▼『時代革命』 キウィ・チョウ監督インタビュー2022年7月22日
http://cineja-film-report.seesaa.net/article/490683730.html





posted by akemi at 10:48| Comment(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月01日

カウントダウン 原題:焚城 英題:Cesium Fallout

2025年5月2日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開! 上映劇場情報 

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©2024 Edko Films Limited and Beijing Alibaba Pictures Culture Co., Ltd. All Rights Reserved. 

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』や『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』の次は焚城『カウントダウン』!

監督・撮影:潘耀明(アンソニー・プン) 
出演:アンディ・ラウ、バイ・ユー、カレン・モク、ツェー・クワンホウ、イヴァナ・ウォン、ルイーズ・ウォン、フィッシュ・リュウ、ホー・カイワ、ジェフリー・ガイ、リャン・チョンホン、ケニー・ウォン、ロッカー・ラム、ウェスリー・ウォン

このところ、次々と香港映画が公開されたり、映画祭で上映されている。そして、今度は、去年末、香港で公開され大ヒットした『焚城』が、日本タイトル『カウントダウン』として公開される。

香港映画史上初めて放射能汚染の恐怖に真正面から挑む『カウントダウン』もまた、その波に乗る超大作。迫力満点のディザスターシーンや手に汗握る決死のミッションが繰り広げられる一方で、最前線に立つ者たちの葛藤や矜持を深く描く。香港映画ならではの息を吞むスリルと重厚なドラマ、そして圧巻の映像が融合した史上かつてないスケールの衝撃作が誕生した。
700万人が暮らす大都市で大量の放射性物質・セシウムが漏れる事故が発生。24時間後に都市全域に広がると、700万人の命が危険になるという未曾有の危機に、専門家や消防士らが立ち向かいます。

火災と放射能汚染と台風という3つの危機が迫った香港を舞台に、未曽有の事態を回避するため奔走する人々の姿を描いたディザスターパニック大作。

産業廃棄物集積所の火災に端を発し、高濃度セシウムの漏洩という一大事が発生した香港。政府は環境汚染問題の専門家ファンと、精鋭の消防部隊を招集して即座に対策を講じる。しかし、時を同じくして、巨大な熱帯低気圧が香港上空に急接近していた。火災に放射能汚染に大型台風という制御不能な三重の脅威が、人口700万人の大都市・香港を襲う。人々を救うことができるタイムリミットはわずか90分という絶体絶命の中、ファンらは前代未聞の作戦を決行する。

香港映画界を代表する俳優アンディ・ラウがファン役で主演を務め、中国の国民的俳優バイ・ユー、「少林サッカー」のカレン・モク、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のケニー・ウォンら豪華キャストが共演。監督は、「ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件」などで撮影を手がけてきたアンソニー・プン。

公式HPはこちら
2024年/香港/広東語/136分/カラー/シネマスコープ/5.1ch
字幕翻訳:澁谷展子/映倫区分:G
配給:AMGエンタテインメント
posted by akemi at 06:56| Comment(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする