2019年12月08日

スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班 原題:Hit-and-Run Squad

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監督:ハン・ジュニ(『コインロッカーの女』)
武術監督:ホ・ミョンヘン(『新感染 ファイナル・エクスプレス』『神と共に 第二章:因と縁』)
出演:コン・ヒョジン(『ドアロック』)、リュ・ジュンヨル(『毒戦 BELIEVER』)、チョ・ジョンソク(『EXIT』)、ヨム・ジョンア(『完璧な他人』)、チョン・ヘジン(『名もなき野良犬の輪舞』)、イ・ソンミン(『工作 黒金星と呼ばれた男』)、キム・キボム(KEY)、ソン・ソック(「最高の離婚 ~Sweet Love~」)

警察庁内部調査課のシヨン(コン・ヒョジン)は、巨大企業JCモータースの若き会長を務める元F1レーサーのチョン・ジェチョル(チョ・ジョンソク)と警察庁長官との収賄事件を捜査していた。しかし、長官の圧力でシヨンは捜査半ばで交通課のひき逃げ専門捜査班に異動させられてしまう。捜査班は、妊婦のウ係長と、頼りない巡査のミンジェ(リュ・ジュンヨル)だけ。吹き溜まりのような部署で、3ヶ月前の未解決ひき逃げ事件を捜査するうち、有力容疑者がチョン・ジェチョルだと知る・・・

これまでドラマでも映画でも、好青年を演じてきたチョ・ジョンソクが、スピード狂で、私欲のためなら脱税、横領、賄賂など、なんでもやってしまうという悪を、実に楽しそうに演じてます。対するコン・ヒョジンも、左遷させられながらも実力発揮する警官役がかっこいいです。
チョ・ジョンソクとコン・ヒョジンの共演といえば、テレビドラマ「嫉妬の化身」を思い出します。男ながら乳癌に罹ってしまったチョ・ジョンソク演じる人気キャスターが、コン・ヒョジン演じる気象キャスターと同じ病室に・・・というラブコメ。あのほんわかしたドラマと違って、本作では二人が本気で闘ってます。イ・ソンミン、リュ・ジュンヨルといった実力派俳優の確かな演技もみどころ。(咲)

2019年/韓国/133分/G
配給:アルバトロス・フィルム
公式:サイト:https://speed-squad.com/
★2019年12 月 13 日(金)よりシネマート新宿・心斎橋他全国順次ロードショー




posted by sakiko at 21:29| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月23日

EXIT(原題:EXIT)

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脚本・監督:イ・サングン  
出演:チョ・ジョンソク、ユナ

韓国のある都心部、突如原因不明の有毒ガスが蔓延しはじめる。道行く人たちが次々に倒れ、パニックに陥る街。そんな緊急事態になっているとも知らず、70歳になる母親の古希のお祝いをする会場では、無職の青年ヨンナム(チョ・ジョンソク)が、大学時代に想いを寄せていた山岳部の後輩ウィジュ(ユナ)との数年ぶりの再会に心を躍らせていた。しかし、彼らにも上昇してくる有毒ガスの危険が迫っていた。地上数百メートルの高層ビル群を命綱なしで登り、跳び、走る‼ 絶体絶命の中、決死の緊急脱出がはじまる!

そこ、登るの? えっ飛び移っちゃうわけ? 蔓延する有毒ガスから逃れるため、主人公男女が元山岳部のスキルを存分に発揮して、より高いビルの屋上に移動していく。
危険が身に迫ったときこそ人間性が出るもの。2人の信頼の絆は次第に強まり、ラストをよりハッピーに盛り上げた。途中で2人をサポートするドローンがめちゃめちゃかわいい~まるで意志があるみたいだった。(堀)


2018年/韓国/104分/カラー/5.1Ch/シネスコ
配給:ギャガ・プラス
ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, FILMMAKERS R&K ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:https://gaga.ne.jp/exit/
★2019年11月22日(金)新宿武蔵野館他にて全国順次公開

posted by ほりきみき at 11:52| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月04日

国家が破産する日(原題:Default)

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監督:チェ・グクヒ
出演:キム・ヘス、ユ・アイン、ホ・ジュノ、ヴァンサン・カッセル

経済が右肩上がりの成長を遂げ、国民の多くが好景気は続くと信じて疑わなかった1997年。中央銀行である韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョン(キム・ヘス)は通貨危機を予測する。しかし政府の対応は遅れ、国民には公示せず、非公開の対策チームを招集したときには、タイムリミットの国家破産まで残された時間は7日間だった。
時を同じくして、危機の兆候を独自にキャッチした金融コンサルタントのユン・ジョンハク(ユ・アイン)は、一世一代の大勝負に出る。
一方、何も知らない町工場の経営者ガプス(ホ・ジュノ)は、大手百貨店からの大量発注を手形決済という条件で受けてしまう。自国通貨の価値が加速度的に下落する中、彼ら、そして国家は生き残ることが出来るのか。

1997年に韓国で実際に起こった通貨危機の裏側。日銀に該当する韓国銀行の担当者チームは国家経済の確立維持を考え、行政側は身内の保身に走る。日本でもありそうなことに思えてならない。
金融のプロは主婦のラジオ番組への投稿を聞いて状況に気づき、一獲千金を狙う。そういえがこの金融のプロ、ユン・ジョンハクを演じたユ・アインは『バーニング 劇場版』では羽振りのいい男に好きな女性を取られる田舎男を演じていた。作品が変われば雰囲気もがらりと変わるものだ。
一方で煽りを受けて追い詰められる零細企業。古今東西変わらぬ構図。IMF支援は誰のためなのか。その裏にアメリカの思惑が見え隠れする。日本がこのとき韓国を支えようとしたが、止められたという話も聞く。
堪えた者勝ちのラストに堪えられなかった者の末路を思う。エンタメ性を盛り込み、経済問題に疎くても最後まで意識を引きつける。(堀)


2018年/韓国映画/114分/カラー/5.1chデジタル/ビスタ/
配給:ツイン
©2018 ZIP CINEMA, CJ ENM CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:http://kokka-hasan.com/
★2019年11月8日(金)シネマート新宿、シネマート心斎橋 ほか 全国順次ロードショー
posted by ほりきみき at 18:09| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月19日

風水師 王の運命を決めた男(原題:명당) 

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監督 パク・ヒゴン
出演 チョ・スンウ、チソン、キム・ソンギュン、ペク・ユンシク、ムン・チェウォン、ユ・ジェミョン、パク・チュンソン、イ・ウォングン、カン・テオ(5urprise)

土地や水脈の形状を見るだけで、人々の運命を変えることができる風水師パク・ジェサン(チョ・スンウ)は運気の集まる土地“明堂(めいどう)”を探し当てる天才だったが、明堂を独占しようとする重臣キム・ジャグン(ペク・ユンシク)の謀反に巻き込まれ、愛する妻子を殺されてしまう。失意に暮れるジェサンだったが、自分と同じくキムに深い恨みを持つ王族の興宣君(チソン)と出会い、キム一族を滅ぼすため風水の知識を駆使することに。やがて彼らは天下最強の“大明堂”をめぐる巨大な陰謀の真相を知ることになる。

権謀術数を駆使して、風水師が示すところに先祖の墓の位置を変え、権力を手にする。風水に重きをおく韓国らしい発想である。
些細なことですれ違う気持ち。秘めた野望。それぞれの思惑が交錯し、歴史の流れが変わる。努力せずに自分だけ得しようとする人間の末路は悲しい。(堀)


2018年/韓国/韓国語/スコープサイズ/126分
配給:ハーク   
©2018, JUPITER FILM & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:http://hark3.com/fuusui/
★2019年10月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー
posted by ほりきみき at 17:58| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月06日

毒戦 BELIEVER(原題:Believer) 

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監督:イ・ヘヨン 
脚本:チョン・ソギョン
出演:チョ・ジヌン、リュ・ジュンヨル、キム・ジュヒョク、チャ・スンウォン、パク・ヘジュン

姿なき麻薬王“イ先生”を執拗に追い続ける麻薬取締官〈通称マトリ〉のウォンホ刑事(チョ・ジヌン)。ある日、組織の麻薬製造工場が爆破され、事故現場からラクと名乗る青年(リュ・ジュンヨル)が唯一の生存者として発見される。ウォンホ刑事は組織に捨てられた彼と手を組み、大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意するが。。。

麻薬組織のトップを追い続けてきた刑事が組織内抗争で殺されかけた青年と手を組み、潜入捜査をする。とんでもない珍味を食べさせられ、極上の麻薬を吸わされた。命懸けである。
危険な仕事であればあるほど互いの信頼が必須。青年が組織に寝返る懸念を払いのけ、刑事は青年と行動を共にする。想定外の場面が何度もあり、その度にハラハラ。それを繰り返すうちに信頼関係ができてくる。
主人公たちにとってのまさかの結末は見る側にはやっぱり感があるが、ラストに鳴り響く一発の銃声がいつまでも耳に残った。(堀)


2018年/韓国/韓国語/124分/カラー/シネスコ/字幕翻訳:根本理恵
配給:ギャガ・プラス 
(c)2018 CINEGURU KIDARIENT & YONG FILM. All Rights Reserved. 
公式サイト:https://gaga.ne.jp/dokusen/   
★2019年10月4日(金)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー

posted by ほりきみき at 17:33| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする