2023年10月01日
白鍵と黒鍵の間に
監督:冨永昌敬
原作:「白鍵と黒鍵の間に -ジャズピアニスト・エレジー銀座編」南博著
脚本:冨永昌敬監督、高橋知由
撮影:三村和弘
音楽:魚返明未
出演:池松壮亮(南、博)、仲里依紗(千香子)、森田剛(あいつ)、高橋和也(三木)、クリスタル・ケイ(リサ)、松尾貴史(熊野)、松丸契(K助)、川瀬陽太(曽根)、杉山ひこひこ(門松)、中山来未(Y子)、佐野史郎(宅見)、洞口依子(母親)
昭和63年、年の瀬の銀座。キャバレーの酔客を前にピアノを弾く博は、ふらりと入って来た客に『ゴッドファーザー』のテー曲をリクエストされた。その曲だけはダメと同僚に注意されるが、なぜかわからない。実は銀座界隈を牛耳る熊野会長だけがリクエストしていい曲、しかも演奏するのは、会長お気に入りのピアニストの南だけという暗黙の了解があった。
原作者の南博氏がモデルの主人公を、ジャズピアニストの夢を追っている若い"博"と、すでに夢など見失ってしまったベテランの”南”の二人に分けて登場させています。原作では一人の人物、生きる時間も違う二人を池松壮亮さんが演じ分けているのが見どころ。ピアノも猛特訓されたそうです。ご期待あれ。
夜の仕事にどっぷりつかった三木を演じるのは高橋和也さん。『新聞記者』での苦悩する役が記憶に残っています。刑務所から出て来たばかりの男に森田剛さん。有村架純さんと共演した『前科者』が浮かびます。本作では禁断の曲をリクエストして、博の行く道に影響を与えてしまいます。高橋和也さん、森田剛さんともアイドルだった若い時から観ていますが、今哀愁も自然ににじみ出る年代になりました。
ところどころで、サックスを吹く男性が登場して”耳”がひきつけられます。この人は誰?と思ったら松丸契(まつまるけい)さんというプロのサックス奏者の方でした。クリスタル・ケイさんの歌もたっぷり聞けます。
背景の昭和63年は昭和天皇が病床にあり、毎日ニュースで報告されて、この年の瀬は特別でした(年明けた1月7日に崩御。昭和64年は7日間でした)。そんなことなど思い出しながら、拝見した作品。(白)
2023年/日本/カラー/シネスコ/94分
配給:東京テアトル
(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
https://hakkentokokken.com/
★2023年10月6日(金)ロードショー
2023年09月24日
BAD LANDS バッド・ランズ
監督:脚本:原田眞人
原作:黒川博行「勁草」(徳間文庫刊)
撮影:北信康
音楽:土屋玲子
出演:安藤サクラ(橋岡煉梨/ネリ)、山田涼介(矢代穣/ジョー)、生瀬勝久(高城政司)、宇崎竜童(曼荼羅/上松)、吉原光夫(佐竹刑事)、江口のりこ(日野班長)、サリngROCK(林田)、天童よしみ(新井ママ)、大場康正(教授/宇佐美)、淵上泰史(胡屋賢人)
ネリは名簿屋の高城に雇われて、特殊詐欺の受け子を束ねている。ネリを姉と慕ってくるのはサイコパスのジョー。血はつながっていないが、姉弟ではあり「腐れ縁」と思っている。社会の底辺にいる彼らの稼業は、持っているヤツから少しばかりかすめ取らせてもらうだけと割り切る。一番危ない綱渡りをする受け子たちにもっと報酬を分けたいネリだが、高城は吸い上げる上がまだまだいるんだという。
安藤サクラさんの出演作はいつも期待して観ていますが、これまで残念~と思ったことがありません。人生をやり直すテレビドラマ「ブラッシュアップライフ」も面白くて、終わるのが名残惜しかった~。家庭も持ち、子育てもしながらの俳優業、外野からは、無理をしたり力んだりしているようには見えません。どう配分しているんでしょ。
この作品では、詐欺を生業としている犯罪者役なのですが、難局にぶつかってオタオタするでもなく乗り越えるのを楽しんでいるように見えます。この肝っ玉の太さ、度胸の良さに加え、決して仲間を見捨てないとジョーは信じています。安藤サクラ&山田涼介二人の初タッグがとても温かく、また切なさを醸し出します。原作は男性が主人公ですが、サクラさんがヒロインだからこそプラスになったことは多いです。しかも切れ味鋭いアクションも非情な眼も見せます!
緻密に計算された詐欺のやり方を見ると、これでは騙されるのも無理はないと思えてしまいます。何もない私のような人は安心していいんでしょうか??
2時間あまりの長尺ですが、話はスピーディで芸達者な人が揃い、あれあれというまに引き込まれていました。(白)
2023年/日本/カラー/シネスコ/143分/5.1ch
配給:東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
(C)2023「BAD LANDS」製作委員会
https://bad-lands-movie.jp/
★2023年9月29日(金)より公開
2023年09月17日
ブリング・ミンヨー・バック! 英題「BRING MIN’YO BACK!」
2023年9.15(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
今年のフジロックに出演し話題のラテン×民謡バンド・民謡クルセーダース!
音響特化上映×ライブ×盆踊り=「踊り上映」開催!!
プロデューサー・ディレクター・撮影・編集:森脇由二
出演:民謡クルセイダーズ、Frente Cumbiero、ピーター・バラカン、 久保田麻琴、岸野雄一、大石始、元ちとせ、俚謡山脈、東京キューバンボーイズ、コデランニー
民謡クルセイダーズは、東京西部の米軍横田基地の街、福生市を拠点に活動するバンドで、福生在住のギタリスト田中克海と民謡歌手フレディ塚本の二人を中心に2011年に結成。日本各地の民謡にラテンやアフロビートをミックスして独自のアレンジを加えた音楽を演奏している。2017年にファースト・アルバム「Echoes of Japan」をリリース。ピーター・バラカン、ライ・クーダーにも絶賛され、人気フェス出演も果たした。
2019年にはワールドツアーを行い、コロンビア、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランドを回った。本作の撮影は2017年から始まり、2019年のワールドツアーにも同行。彼らが民謡を再構築して現代のオーディエンスに「民謡を取り戻す」過程に5年間密着したドキュメンタリー
コロンビアでは現地のバンド Frente cumbieroとセッションし、民謡のさらなるアップデートを模索する。また、元ちとせや久保田麻琴などの著名なミュージシャンや、ピーター・バラカンや岸野雄一などの評論家へのインタビューを通して、「民謡とは何か」を探っていく。
民謡は、今や一般的にはほとんど歌われず、TV番組で民謡歌手が歌っていたり、民謡教室で習っている人がいるとような感じで、コアな歌い手とファンがいるというイメージだったけど、このドキュメンタリーに出てきた民謡の数々、全部知っていた。日本人であれば、たとえ生では聴いてなくても、TVや盆踊り、祭りの場で知らず知らずのうちに耳に入り、頭に叩き込まれているなあと思った。
ボーカルフレディ塚本の伸びやかな歌声は素晴らしく、民謡クルセイダーズで使われているラテン音楽で使われるような楽器(ギター、管楽器、ボンゴなど)との組み合わせは絶妙なリズムを生み出し自然に踊りが出てくる。三味線ではなく、およそ民謡とは結び付かない楽器とのコラボがとても新鮮で、民謡をこんなにも自由自在に解釈し、歌っていることに快感さえ感じる(暁)。
公式HP
https://www.bringminyoback.com/
2022年/日本/90分 /16:9/カラー/ステレオ)
配給:ALFAZBET
今年のフジロックに出演し話題のラテン×民謡バンド・民謡クルセーダース!
音響特化上映×ライブ×盆踊り=「踊り上映」開催!!
プロデューサー・ディレクター・撮影・編集:森脇由二
出演:民謡クルセイダーズ、Frente Cumbiero、ピーター・バラカン、 久保田麻琴、岸野雄一、大石始、元ちとせ、俚謡山脈、東京キューバンボーイズ、コデランニー
民謡クルセイダーズは、東京西部の米軍横田基地の街、福生市を拠点に活動するバンドで、福生在住のギタリスト田中克海と民謡歌手フレディ塚本の二人を中心に2011年に結成。日本各地の民謡にラテンやアフロビートをミックスして独自のアレンジを加えた音楽を演奏している。2017年にファースト・アルバム「Echoes of Japan」をリリース。ピーター・バラカン、ライ・クーダーにも絶賛され、人気フェス出演も果たした。
2019年にはワールドツアーを行い、コロンビア、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランドを回った。本作の撮影は2017年から始まり、2019年のワールドツアーにも同行。彼らが民謡を再構築して現代のオーディエンスに「民謡を取り戻す」過程に5年間密着したドキュメンタリー
コロンビアでは現地のバンド Frente cumbieroとセッションし、民謡のさらなるアップデートを模索する。また、元ちとせや久保田麻琴などの著名なミュージシャンや、ピーター・バラカンや岸野雄一などの評論家へのインタビューを通して、「民謡とは何か」を探っていく。
民謡は、今や一般的にはほとんど歌われず、TV番組で民謡歌手が歌っていたり、民謡教室で習っている人がいるとような感じで、コアな歌い手とファンがいるというイメージだったけど、このドキュメンタリーに出てきた民謡の数々、全部知っていた。日本人であれば、たとえ生では聴いてなくても、TVや盆踊り、祭りの場で知らず知らずのうちに耳に入り、頭に叩き込まれているなあと思った。
ボーカルフレディ塚本の伸びやかな歌声は素晴らしく、民謡クルセイダーズで使われているラテン音楽で使われるような楽器(ギター、管楽器、ボンゴなど)との組み合わせは絶妙なリズムを生み出し自然に踊りが出てくる。三味線ではなく、およそ民謡とは結び付かない楽器とのコラボがとても新鮮で、民謡をこんなにも自由自在に解釈し、歌っていることに快感さえ感じる(暁)。
公式HP
https://www.bringminyoback.com/
2022年/日本/90分 /16:9/カラー/ステレオ)
配給:ALFAZBET
2023年09月08日
鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)
監督・撮影:河邑厚徳
出演:長倉洋海
ナレーション:山根基世
好きだという思いが伝われば、英雄も子供も笑顔で心を開いてくれる
鋭いカメラアイで世界を見つめ、愛をこめて人間を写してきた写真家・長倉洋海。
被写体との運命的な出会い、そして捉えた決定的瞬間。
長倉洋海自身が語る、彼の辿ってきた人生。
大学で探検部に属していた長倉洋海は、ベトナム戦争の報道写真に憧れ報道カメラマンを目指し通信社に入社したが、既にベトナム戦争は終結。思うような機会に恵まれず、1980年、3年で退社しフリーに。
南アフリカのローデシアを皮切りに、ソマリア、レバノン、アフガニスタン等を巡り、1年後に帰国。歴史を動かすような1枚は撮れなかった。
1982年、紛争中の中南米エルサルバドルで当時3歳の少女・ヘスースと出会い、その後、何度も通う。撮られる人と撮る人の人生が交差するという長倉独自のスタイルが確立する。
1983年、侵攻したソ連軍に抵抗するアフガニスタンの若き司令官マスードの存在を知り、彼を通して戦争を描きたいと決意し会いに行く。100日間イスラム戦士(ムジャヒディン)と共に行動し、二人は強い信頼関係をつくりあげていく。
2001年9月9日、マスードはアメリカ同時多発テロの2日前にイスラム過激派により暗殺される。マスードの1周忌に初めてパンシール渓谷の山の学校を訪れた長倉は、マスードが資材を提供して作った小さな学校を村の人たちが守り続けていると聞き、心を動かされる。長倉は、マスードの教育への想いを受け継ぎたいとNGO「アフガニスタン山の学校支援の会」を設立して支援を決意。机や椅子、パソコンなどを提供する。
数年前に拠点を母の暮らす故郷・釧路に移したが、今もアフガニスタン山の学校の子供たちの成長を見守り続けている・・・
2023年/日本/90分
製作・著作:アフガニスタン山の学校支援の会、ルミエール・プラス
配給宣伝:アルミード
公式サイト:https://enpitsutojyuu.com/
★2023年9月12日(火)〜9月24日(日)東京都写真美術館ホールほかにて公開
東京都写真美術館ホール <トークイベント ゲスト一覧>
9/13(水)18:50〜の回 稲垣えみ子(元新聞記者)
9/14(木)18:50〜の回 大竹英洋(写真家)
9/15(金)18:50〜の回 南研子(熱帯森林保護団体)
9/16(土)15:30〜の回 梯久美子(ノンフィクション作家)
9/18(月・祝)15:30〜の回 柳田邦男(ノンフィクション作家)
9/20(水)18:50〜の回 角幡唯介(探検家・作家)
9/21(木)18:50〜の回 山根基世(アナウンサー)
9/22(金)18:50〜の回 石川梵(写真家・映画監督)
9/23(土・祝)18:00〜の回 飯沢耕太郎(写真評論家)
2023年08月27日
鯨のレストラン
2023年 9 月2 日(土)新宿Kʼs cinema にてロードショー 全国順次公開
「食」としての鯨と「科学」としての鯨を語る
監督・プロデューサー:八木景子
撮影:猪本雅三
録音:伊藤裕規
編集協力:浜口文幸記念スタジオ
CAST
谷光男(鯨屋の大将)
鮎川捕鯨の皆様
ユージン・ラポワント(ワシント条約元事務局長)
ジュヌビエーヴ・デスポーテス(NAMMCO事務局長・科学者)
加藤秀弘(東京海洋大学名誉教授)
八木信行(東京大学教授)
樋口真嗣(『シン・ゴジラ』監督)
鯨を巡る世界的な論争を描いた『ビハインド・ザ・コーヴ』(BEHIND THE COVE)の八木景子監督による8年越しの最新作。“鯨”という題材をさらに深く探索し、「地球の環境問題」にまで向きあった。
全盛期の消費量と比べて現在では衰退した日本の鯨産業。1972年、アメリカ主導による「海洋哺乳類保護法」が成立し半世紀以上が経過。外国による圧力で、日本が縄文時代から縁起ものの食材として大切にしてきた食文化は全盛期から1%までに落ち込んでいる。最も影響力があったのは「愛護団体による脅し」。そんな中、神田にある「一乃谷」の大将、谷光男は、あえて「くじら料理専門店」を開いている。
本作では鯨料理の魅力だけではなく、科学的な見地から「タンパク源」のバランス問題にも向き合う。現代における環境問題を起因としたヴィーガンブームや、森林伐採、持続可能な開発目標=SDGs等。
自然資源のルールを決める国際会議とは無縁の大将と、国際会議の主要人物の証言により、多角的な視点から鯨食について考える事が出来る。消えそうな鯨食文化、映画を通して多くの方に伝えられたらという思いが込められている。かつて日本の高度成長期の時代、日本人のタンパク源のトップは鯨だった。牛や豚、鳥よりも鯨が多く食べられていた。鯨は今では輸入に依存しているが、当時は「輸出」までしていた。
現在では「鯨専門店」は数軒になってしまったが、「一乃谷」は全国の鯨店からも一目おかれている。大将が東北から上京して東京・神田に「一乃谷」という店を構えたのは、宮城県・石巻市で東日本大震災が起こる1年前の2010年。石巻市は国内では最大の捕鯨基地である。
公式HP https://www.whalerestaurant.jp/
2023年/日本/77分/HD/16:9
配給:八木フィルム
上映情報 映画館 電話番号 公開予定日
東京 新宿K’s cinema 03-3352-2471 2023年9月2日(土)〜
東京 UPLINK吉祥寺 0422-66-5042 2023年9月15日(金)〜
神奈川 ジャック&ベティ 045-243-9800 2023年10月21日(土)〜
愛知 ミッドランドスクエアシネマ 052-527-8808 2023年11月3日(金)〜
大阪 第七藝術劇場 06-6302-2073 2023年9月30日(土)〜
兵庫 元町映画館 078-366-2636 2023年10月28日(土)〜
沖縄 桜坂劇場 098-860-9555 公開日調整中
「食」としての鯨と「科学」としての鯨を語る
監督・プロデューサー:八木景子
撮影:猪本雅三
録音:伊藤裕規
編集協力:浜口文幸記念スタジオ
CAST
谷光男(鯨屋の大将)
鮎川捕鯨の皆様
ユージン・ラポワント(ワシント条約元事務局長)
ジュヌビエーヴ・デスポーテス(NAMMCO事務局長・科学者)
加藤秀弘(東京海洋大学名誉教授)
八木信行(東京大学教授)
樋口真嗣(『シン・ゴジラ』監督)
鯨を巡る世界的な論争を描いた『ビハインド・ザ・コーヴ』(BEHIND THE COVE)の八木景子監督による8年越しの最新作。“鯨”という題材をさらに深く探索し、「地球の環境問題」にまで向きあった。
全盛期の消費量と比べて現在では衰退した日本の鯨産業。1972年、アメリカ主導による「海洋哺乳類保護法」が成立し半世紀以上が経過。外国による圧力で、日本が縄文時代から縁起ものの食材として大切にしてきた食文化は全盛期から1%までに落ち込んでいる。最も影響力があったのは「愛護団体による脅し」。そんな中、神田にある「一乃谷」の大将、谷光男は、あえて「くじら料理専門店」を開いている。
本作では鯨料理の魅力だけではなく、科学的な見地から「タンパク源」のバランス問題にも向き合う。現代における環境問題を起因としたヴィーガンブームや、森林伐採、持続可能な開発目標=SDGs等。
自然資源のルールを決める国際会議とは無縁の大将と、国際会議の主要人物の証言により、多角的な視点から鯨食について考える事が出来る。消えそうな鯨食文化、映画を通して多くの方に伝えられたらという思いが込められている。かつて日本の高度成長期の時代、日本人のタンパク源のトップは鯨だった。牛や豚、鳥よりも鯨が多く食べられていた。鯨は今では輸入に依存しているが、当時は「輸出」までしていた。
現在では「鯨専門店」は数軒になってしまったが、「一乃谷」は全国の鯨店からも一目おかれている。大将が東北から上京して東京・神田に「一乃谷」という店を構えたのは、宮城県・石巻市で東日本大震災が起こる1年前の2010年。石巻市は国内では最大の捕鯨基地である。
公式HP https://www.whalerestaurant.jp/
2023年/日本/77分/HD/16:9
配給:八木フィルム
上映情報 映画館 電話番号 公開予定日
東京 新宿K’s cinema 03-3352-2471 2023年9月2日(土)〜
東京 UPLINK吉祥寺 0422-66-5042 2023年9月15日(金)〜
神奈川 ジャック&ベティ 045-243-9800 2023年10月21日(土)〜
愛知 ミッドランドスクエアシネマ 052-527-8808 2023年11月3日(金)〜
大阪 第七藝術劇場 06-6302-2073 2023年9月30日(土)〜
兵庫 元町映画館 078-366-2636 2023年10月28日(土)〜
沖縄 桜坂劇場 098-860-9555 公開日調整中