2019年11月23日

種をまく人 

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監督・脚本・編集:竹内 洋介
撮影監督:岸 建太朗
撮影・照明:末松 祐紀
録音:落合 諒磨、南川 淳
出演:岸 建太朗、足立 智充、中島 亜梨沙、竹中 涼乃

3年ぶりに病院から戻った高梨光雄(岸建太朗)は、弟・裕太(足立智充)の家を訪れる。再会を喜 ぶ姪の知恵(竹中涼乃)、その妹でダウン症の一希に迎えられ束の間の幸せを味わう光雄。その夜、知恵にせがまれた光雄は被災地で見たひまわりについて語る。知恵はその美しい景色を思い 浮かべながら、太陽に向かって咲くひまわりと、時折ふと空を見ている愛しい一希の姿とを重ね会わせるのだった。 明くる日、知恵は光雄と遊園地に行きたい嘆願する。裕太と妻・葉子(中島亜梨沙)はそれを快く受け入れ、娘たちを光雄に預けるが・・・幸福な時間も束の間、遊園地で突然の不幸が訪れる。

少女に溜まったストレス。ついた嘘。悲しい心。なぜ周りは気がつかない? こちらには全てが見えているからこそモヤモヤする。ようやく話を聞いてあげた母の対応は違うと思いつつ、自分も同じ立場ならやってしまいそうだ。
少女はこのまま心に闇を抱えて生きていくのか。それは辛すぎる。ラストに希望が見えたと思いたい。(堀)


とっさについてしまった嘘で家族が壊れていく。言ってしまった言葉は取り戻せない。それでも間違いを正そうと気付いたなら、親は全力で後押しをしてやりたい。家族は小さなことで幸せになれるんだから。竹内監督はゴッホとひまわりから着想を得て、姪ごさんの姿も映像に残したくてこの作品を作られたとか。『僕の帰る場所』(2018/藤元明緒監督)の岸カメラマンが俳優さんでもあったと初めて知りました。悲劇は入っているけれど、作品全体に優しいまなざしが感じられます。(白)

竹内監督インタビューはこちら

2017年/日本/カラー/アメリカンビスタ/117分
配給:ヴィンセントフィルム
©YosukeTakeuchi公式サイト:http://www.sowermovie.com/
★2019年11月30日(土) 池袋シネマ・ロサにてロードショー

posted by ほりきみき at 14:42| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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