2019年10月06日

真実(原題:La Vérité)

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監督・脚本・編集:是枝裕和
撮影:エリック・ゴーティエ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエ

世界中にその名を知られる、国民的大女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が、自伝本「真実」を出版。海外で脚本家として活躍している娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)、テレビ俳優として人気の娘婿(イーサン・ホーク)、そのふたりの娘シャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、彼女の公私にわたるすべてを把握する長年の秘書─。“出版祝い”を口実に、ファビエンヌを取り巻く“家族”が集まるが、全員の気がかりはただ一つ。「いったい彼女は何を綴ったのか?」
そしてこの自伝に綴られた<嘘>と、綴られなかった<真実>が、次第に母と娘の間に隠された、愛憎うず巻く心の影を露わにしていく。

是枝裕和監督がフランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュを迎えて、母と娘の葛藤を描いた。2019年・第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本人監督の作品として初めて、同映画祭のオープニング作品として上映される。
大女優の母が自伝を出版し、それを読んだ娘が事実と違うと憤慨する。しかし、母にとっての真実は娘にとって必ずしも真実ではない。人生における重要度も違う。それは仕方のないこと。といえるのは第三者だからであり、当事者にとってはとんでもないことなのだ。
照れ隠しなのか、和解したと思わせて、母は大女優らしくひっくり返す。それを娘は脚本家らしく孫を使ってやり返す。この母と娘は攻撃し合うことで絆を深めているのかもしれない。
大女優やベテラン俳優に囲まれながらも伸びやかに孫娘を演じた子役が英語とフランス語を操り、すごくかわいい。(堀)


2019年/108分/G/フランス・日本合作
配給:ギャガ
©2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA
公式サイト:https://gaga.ne.jp/shinjitsu/
★2019年10月11日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
posted by ほりきみき at 17:57| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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