2019年05月18日

バイオレンス・ボイジャー

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監督・脚本・編集・キャラクターデザイン・作画・撮影:宇治茶
声の出演:ボビー:悠木碧、ジョージ:田中直樹、よし子:藤田咲、あっくん:高橋茂雄、たかあき:小野大輔、古池:田口トモロヲ、ナレーション:松本人志

日本の山奥の村に住むアメリカ人少年のボビーは、数少ない友人のあっくんと飼い猫のデレクを連れて、村はずれの山に遊びに出かけた。その途中、娯楽施設“バイオレンス・ボイジャー”と書かれた看板を発見した彼らは、その看板に惹かれて施設を目指すことに。施設のアトラクションを堪能し、遊び疲れて休息していたところ、ボビーたちはボロボロの服を着た少女・時子と出会う。彼女は数日前からここを出られずにいると言い、行動を共にすることに。彼らはさらに、先客として迷い込んでいた村の子どもたちとも出会うが、謎の白いロボットによる襲撃を受け、子供たちたちは次々と捕獲されて行ってしまう。時子の救出とバイオレンス・ボイジャーの謎を解き明かすため、ボビーは立ち上がるのだった…!

アメリカ人少年が引っ越してきた日本の山間部で経験したひと夏の恐怖体験をペープサート的に表現した斬新なホラー。凄惨なシーンをはっきり描けない分、想像力がかき立てられ恐ろしさが増す。実写や普通のアニメではかえって表現するのが難しかっただろう。松本人志の淡々としたナレーションが不気味さも加える。
このアニメーションと漫画(劇画)を融合した表現方法はゲキメーションと呼ばれ、本作はホラー、アクション、コメディ、クライム、ドラマ、ファンタジー、ミステリー、ロマンスなど、あらゆるジャンルを盛り込み、ゲキメーションで表現した、 史上初の全編ゲキメーション長編映画である。(堀)


宇治茶監督インタビューはこちらから。

配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
©︎吉本興業
公式サイト:http://violencevoyager.com/
★2019年5月24日(金)からシネ・リーブル池袋ほかで全国順次公開

posted by ほりきみき at 13:36| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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