2020年01月11日

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(原題:LONG SHOT) 

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監督:ショナサン・レウィン
脚本:ダン・スターリング、リズ・ハンナ
原案:ダン・スターリング
出演:シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン、オシェア・ジャクソン・Jr、アンディ・サーキス、アレクサンダー・スカルスガルド

アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット・フィールド(シャーリーズ・セロン)は、大統領選への出馬を目前としていた。そんなある日、シャーロットはジャーナリストのフレッド・フラスキー(セス・ローゲン)と出会う。才能はあるものの、頑固な性格があだとなり、職を失っていたフレッドとは実家が近所で、シャーロットはフレッドにとって初恋の人だったのだ。予想外の再会を果たした2人は、思い出話に花を咲かせる。その後、シャーロットは若き日の自分をよく知るフレッドに、スピーチ原稿作りを依頼。原稿を書き進めるうちに、2人はいつしか惹かれ合っていく。しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けていた。

才色兼備のシャーリーズ・セロンぴったりな役どころをユーモアたっぷりに演じていて、とにかく見ていて楽しい。相手役のジャーナリストをセス・ローゲンが演じていて、見た目的にはお世辞にもイケメンとは言えないのだけれど、シャーロットとうまくいくようになるに従って、段々カッコよく見えてくる。むしろ、本来イケメンのアレクサンダー・スカルスガルドがダサい感じ。愛されている自信からでしょうか。不思議です。
シャーロットはロクセットの「愛のぬくもり(It Must Have Been Love)」が好きだというセリフが出てくるのですが、これは『プリティ・ウーマン』の挿入歌としてヒットした曲。二人が愛を確かめ合うシーンでフレッドがスマホを使って流していたのですが、スマホの画面がちらっと映り、そこには『プリティ・ウーマン』のビジュアルが! しかも、そのとき、シャーロットが着ていたのが真っ赤なイブニングドレス。『プリティ・ウーマン』でヴィヴィアンがエドワードと初めてオペラに行く際に着ていたのも真っ赤なドレスでしたから、オマージュなのかもしれません。スマホの画面は本当に一瞬なので、作品をご覧になるときはよ~く注意してくださいね。(堀)


2019年/アメリカ/カラー/英語/ 125分/シネマスコーフ/5.1ch/PG12
配給:ホニーキャニオン
© 2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:http://longshot-movie.jp/
★2020年1月3日(金)、TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー

posted by ほりきみき at 00:00| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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