2019年05月23日

空母いぶき 

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監督:若松節朗
原作:かわぐちかいじ「空母いぶき」(小学館「ビッグコミック」連載中・協力:惠谷治)
脚本:伊藤和典、長谷川康夫
音楽:岩代太郎
出演:西島秀俊、佐々木蔵之介 、本田翼、玉木宏 、中井貴一、佐藤浩市

20XX年、12月23日未明。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、わが国の領土が占領された。未曾有の事態に海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じた。その旗艦こそ、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦《いぶき》だった。計画段階から「専守防衛」論議の的となり、国論を二分してきた《いぶき》。艦長は、航空自衛隊出身の秋津竜太一佐(西島秀俊)。そしてそれを補佐するのは海上自衛隊生え抜きの副長・新波歳也二佐(佐々木蔵之介)。現場海域へと向かう彼らを待ち受けていたのは、敵潜水艦からの突然のミサイル攻撃だった。さらに針路上には敵の空母艦隊までもが姿を現す。想定を越えた戦闘状態に突入していく第5護衛隊群。政府はついに「防衛出動」を発令する。迫り来る敵戦闘機に向け、ついに迎撃ミサイルは放たれた。

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©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

日本の一部が占領され、攻撃されたらどうするか。防衛出動した訓練航海中の第5護衛隊群を中心に、政府やマスコミ、一般市民の視点を盛り込んで描いた。
「正当防衛以外、攻撃はできません」、「やらなければやられる」。直接、攻撃を受けた空母内でも意見は分かれる。しかし、一瞬の判断の遅れが命を危険に晒す。迷っている余裕はない。緊迫する空気の中、自衛官たちの交線の声が響く。
官邸では現場とはまた違う論理で議論が展開。街のコンビニでは店長が何も知らないまま、ひたすらクリスマスブーツの作成に励む。立場と状況の違いがくっきりと浮かび上がる。店長の姿は私たちの象徴で、現実にも同じようなことが起きているのかもと不安になった。
作品の中で艦長は何度も「いぶきは必要か」と尋ねられる。しかし艦長は答えない。その答えはそれぞれで考えるべきと逆に問われているのだろう。
ただ、この作品は重厚なテーマだけの作品ではない。西島秀俊、佐々木蔵之介、玉木宏、市原隼人といった出演者たちが制服に身を包み、命を懸けて行動する姿に萌える女性も多いだろう。エンタテイメント性もかなり高い。個人的には玉木宏のイケボに震えが止まらなかった。(堀)


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©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

戦争映画というより、護衛艦の”空母いぶき”が極限にあって奮闘する映画です。クールで本心を見せない秋津艦長・西島秀俊、秋津と同期の新波副長・佐々木蔵之介の丁々発止のやりとりにくぎ付け。防衛出動していく中で、どこまでが防衛なのか、ベストな判断は何なのか。緊迫した中で、官邸やコンビニ、たまたま取材のために乗船した記者の視点でもストーリーが進みます。
原発のことや最近のニュースを見ていても、国民に知らされることはごくわずかだと、誰もが知ってしまいました。開示されない秘密はどんどん増えていきます。それが国の平和を守るため、国民を守るためだと政治家は言います。この映画の設定は想定内でしょうか?想定外でしょうか?選挙も近づいていますし、この映画参考になるかも。(白)


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©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

防衛大学って、そういえば偏差値が高いんですね、お友達が東大のすべりどめで受験してたことを思い出しました。そんな防衛大学をトップ成績で卒業した二人の男性が、自衛に徹するか防衛の名のもとにミサイルを発射しちゃうか喧嘩をしちゃうんです。偏差値高くてもアタマ悪いんだな… だって日本には憲法9条で「戦争放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」を規定しているのだから… なのに宇宙戦艦ヤマトもビックリな護衛艦「空母いぶき」やらミサイルやらやらを日本は沢山持っているんですよー、何故? 憲法9条を改正するつもりで? 日本国憲法が平和憲法と呼ばれている所以は、この9条があるから。だから9条を改正したら、ただの憲法に成り下がり… そうならないうちに、どうか憲法9条を世界遺産に。それに私の血税で戦闘機なんて買わないでよー、 って安月給の私はこの映画を観て色んな思いが駆け廻ったのでした。 (千)




©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ
2019年/日本/カラー/134分
配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://kuboibuki.jp/
★2019年5月24日(金)より全国ロードショー
posted by ほりきみき at 01:00| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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