監督/ 編集:川内有緒
監督/ 編集 / 撮影・録音: 三好大輔
音楽:坂口恭平
出演:スワスティカ・ハルシュ・ジャジュ/中筋 純/武内 優 ほか、
福島の国道6号線(通称:ロッコク)を監督二人が車で走って、真っ暗な中にぽつんと明かりのついた一軒の家に気がつく。その家の人はどんな生活をしているんだろう?と考えた。それをきっかけに「どんなキッチンで、何を食べているのか。誰かと一緒なのか。ひとりなのか。何を楽しんで、何がイヤで。何を考え、何を忘れ、何を覚えているのか」と知りたくなった。
一時は人がいなくなったロッコク沿いに人が戻りつつある。しかし、出たまま戻りたくとも戻れない人もいる。二人は大熊町と双葉町、浪江町、南相馬市小高区など、そこで暮らす人々を訪ねて話を聞く。
*ロッコクとは...*
東京の日本橋を起点とし、福島を経て、 宮城県仙台市に至る国道6号線の通称。福島第一原発や中間貯蔵施設の真横を通り、原発を望むこともできる世界でも稀有な国道である。
2011年の福島第一原発事故後は、富岡町 双葉町間で通行が制限。自動車の全線通行が可能になったのは2014年、自転車や徒歩では2022年のことである。
2011年に発生した東日本大震災は、多くの人々の生命・財産・日常を奪いました。続くまさかの原発事故は福島にさらに大きくて深い爪痕を残しました。その後残された人々はどうやって生きてきたんだろう?と折に触れ、思い出します。このドキュメンタリーはその問いをロッコク沿いに暮らす人々に尋ねます。食べることは生きること、生きることは食べること。3人の人物の食卓を通じて福島の今がほんのりと立ち上ってきます。
本作には地元住民の協力のもと、震災以前のホームムービーの映像も収録されています。もう遊ぶことのできない海水浴場、みんなが集い楽しんだ祭りの風景も残されました。(白)
書籍版『ロッコク・キッチン』川内有緒 著
2025年度(第35回)Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作
みんな、なに食べて、どう生きてるんだろ? 福島第一原発事故から14年、国道六号線(ロッコク)を旅して綴った温かくておいしい記憶。再生と希望に出会うノンフィクションエッセイ。
発売日 :2025年11月20日
定価 :2,090円(本体1,900円)
ページ数:304ページ
出版社 :講談社
ISBN :9784065409541
2025年/日本/カラー/122分
製作・配給:株式会社植田印刷所
(C)ロッコク・キッチン・プロジェクト
https://rokkokukitchen.com/
★2026年2月14日(土)より全国ロードショー
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