脚本・監督・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス
出演:シン・ソクホ、ハ・ソングク、キム・スンユン
ホン・サンス監督デビュー30周年記念「月刊ホン・サンス」 第3弾
ベルリン国際映画祭で物議を醸した“全編ピンボケ映画”
大学卒業後、俳優業に専念していた青年ソンモは、自主制作で短編映画を監督しようと決意する。かつての同級生ふたりを連れ、リゾート地として知られる済州島へ向かうが、思うようにシナリオは書けず、煩悶しながら海辺を散策していた。そんな折、ひとりの女性との出会いをきっかけに、語るべき物語を見出す。やがて、海辺での撮影が静かに始まる──。
ソンモは、バイトで映画製作の資金を貯めて、同級生ですでに映画を撮っているサングクと、女優として後輩のナミを連れて、済州島に来たものの、実はまだ脚本どころか内容も決まってないのです。予算も限られているのに、のんびり海辺を散策したりするので、観ている側は気が気じゃありません。買ってきたお刺身と焼酎で、3人で他愛のない話をするのは、いつものホン・サンス流。
第73回ベルリン国際映画祭で、上映前に「これからかかる映画は決して映写ミスではない」と事前アナウンスが入るほど、“全編ピンボケ”の映像表現・・・と、公式サイトに書かれていたので、覚悟して拝見したのですが、確かに、また白内障?という感じのかすんだ映像。最後は海の中に入っていくのですが、済州島の抜けるように青いはずの海も、ちょっとどんより。それもまたご愛敬。(咲)
2023年/韓国/韓国語/61分/カラー/16:9/ステレオ
字幕:根本理恵
配給:ミモザフィルムズ
公式サイト:https://mimosafilms.com/gekkan-hongsangsoo/
★2026年1月10日(土)より、ユーロスペースほかにて公開
◆別冊ホン・サンス 『イントロダクション』1/10(土)~1/16(金)
ホン・サンス監督『イントロダクション』主演 シン・ソクホ オンライン舞台挨拶


