2025年12月28日

Fox Hunt フォックス・ハント(原題:猎狐行动)

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監督:張立嘉(レオ・チャン)
脚本:夏侯雲姍(エリカ・シアホウ)、レオ・チャン
撮影:チェン・マー
出演:トニー・レオン/梁朝偉 (ダイ・イーチェン)、ドアン・イーホン/段奕宏 (イエ・ジュン)、エリカ・シアホウ/夏侯雲姍(グオ・シャオジア)、チャン・アオユエ/張傲月(チャオ・イー)、オリヴィエ・ラブルダン(刑事ノエル)、オルガ・キュリレンコ(弁護士エルサ)

ダイ・イーチェンはいくつもの顔を持つ国際指名手配犯。上海を拠点に大規模な金融詐欺で得た24億ドルもの不正資金を隠し、7年もの間、警察の目を欺いて逃げ続けている。パリに現れたという情報を手に入れた中国の経済犯罪捜査官イエ・ジュンは、特別チーム「フォックス・ハント」を率いてさっそくパリへと向かった。ダイは富豪の娘の誕生祝いのパーティに出席し、上流階級の人々に近づいては人脈を作っていた。一見柔和で人当たりの良い彼は、やすやすと人の懐に入り込んでいく。騙されたと気づいたときにはすでにいなくなっているのだった。

ジャッキー・チェン主演『ポリス・ストーリー REBORN』(2018)のレオ・チャン(張立嘉)監督の最新作。実際にあった金融詐欺事件を元にしているそうで、首謀者のダイを受賞多数の香港俳優トニー・レオン。香港のテレビドラマに出演しているころから、同世代の香港四天王(アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、アーロン・クオック、レオン・ライ)と活躍しているのを見てきました。あまり悪役を演じることはなく、見た目のとおり優し気な役柄が多い俳優です。
悪役は14年ぶりというので、いったいどの映画のことかと探しました。製作年から『大魔術師“X”のダブル・トリック』(2011)のことのようです。今回のダイの方がより悪人ですが、どうもトニーに限っては、いやいや悪役は似合わない、と思ってしまいます。
キツネ=ダイを追うハンター=捜査官のイエを『迫り来る嵐』(2017)のドアン・イーホン。第30回東京国際映画祭のコンペ作品で、みごと最優秀男優賞を受賞しました(公開は2年後)。今回も力と熱のある役柄です。きりっと知的な美人さんのエリカ・シアホウが脚本にも名を連ねています。(白)


この作品でトニー・レオンは上海で巨額の金融詐欺を働き国外逃亡をしている犯罪者の役。ドアン・イーホンは中国の経済犯罪捜査官を演じ、国を跨いだ巨額の金融詐欺事件の真犯人を追い詰める。今年1月に日本公開された『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件(金手指 )』でもトニーは、巨額の金融詐欺を働く役で、アンディ・ラウがその犯人を追う執念の捜査官というように、ほぼ同じシチュエーション。こちらは香港が舞台。『フォックス・ハント』のほうは中国国内でなくフランスが主な舞台。どちらも実話をもとにした作品という。しかし、大金に縁がない私には、実体のない巨額の金のやりとり=金融のことは、どうしてそんなことが可能なのか何回観ても理解ができない(笑)。それに、金融がらみの作品なのに、どうしてこんなにカーチェイスばかり(笑)。トニーは『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』に続き悪役だが、悪い人には思えない。そこがミソなのか…(暁)。

2025年/中国/カラー/105分
配給:ファインフィルムズ
(C)SHANGHAI FILM GROUP All Rights Reserved.
https://foxhunt-movie.com/
★2025年12月26日(金)全国ロードショー

posted by shiraishi at 17:45| Comment(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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