2025年12月04日

ジャグラー ニューヨーク25時(原題:Night of the Juggler)

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監督:ロバート・バトラー
原作:ウィリアム・P・マッギバーン
脚本:ビル・ノートン、Sr. リック・ナトキン
撮影:ビクター・J・ケンパー
出演:ジェームズ・ブローリン(ショーン・ボイド)、クリフ・ゴーマン(ガス・ソルテック)、リチャード・S・カステラーノ(トネリ警部補)、ダン・ヘダヤ(バーンズ巡査部長)、ジュリー・カーメン(マリア)

70年代の終わりのニューヨーク。シングルファザーの元警官ボイドは、今日が誕生日の娘キャシーを起こして学校に送っていった。手を振って別れたばかりなのに、キャシーが知らない男に連れ去られ車に押し込められたところを目にする。必死で車の後を追うボイド。誘拐犯は、身代金目的で同じような服装の富豪の娘と人違いしたのだった。元いた警察は事件続きであてにならないばかりか、ボイドに恨みを持つ巡査部長バーンズからは逆に追われるハメになる。ボイドは誘拐犯を追って猥雑で危険なニューヨークを走り回る。

1980年6月7日、日本初公開した作品が4K修復版でリバイバル上映されます。まだ映像加工もAIもない時代、生身の人間が起こすアクションがかえって斬新です。車の追跡シーンはあの街中でどうやって撮影したのか、あっちにぶつかりこっちにぶつかりで事故続出、大きなアメリカ車がボコボコです。ボイドを逆恨みするバーンズ巡査部長ときたら、すっかり頭に血が上って繁華街で銃をぶっ放すという暴挙。たくさんの通行人にボイドが「伏せて!」と叫んでおります。このやたら熱い作りに、80年代の香港映画を思い出します。
ボイドを演じるジェームズ・ブローリンは当時40歳、ワイルド系ハンサムです。80代の今もテレビドラマに出演が続いているようです。俳優のジョシュ・ブローリンの実父です。この作品の5年後、ジョシュは『グーニーズ』で映画初出演。その後のキャリアはご存じのとおり。
45年も前の作品ですが、勢いがありますね。次々と巻き込まれる人々に、当時のニューヨークの断面が観られるのも面白いところです。(白)


1980年/アメリカ/カラー/101分/PG12
配給:ザジフィルムズ
(C)1980 GCC Films, Inc
https://www.zaziefilms.com/juggler4k/
★2025年12月5日(金)より全国ロードショー

posted by shiraishi at 00:04| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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