監督・撮影・編集:エリザベス宮地
出演:吉井和哉、ERO
1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、独自のグラマラスな世界観と詩的な歌詞で、今も多くの音楽ファンを、魅了する不屈のロックバンド”THE YELLOW MONKEY”。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で世代を超えて愛されている吉井和哉。
彼のミュージシャンとしての人生は、”URGH POLICE”のボーカルEROとの出会いから始まった。当時10代だった吉井は、ベーシストとして加入。しかし、音楽性の違いなどからいつしかバンドは自然消滅。その後、吉井は”URGH POLICE”を通じて出会った仲間達と”THE YELLOW MONKEY”を結成。EROは静岡に残り、地元で働きながらカントリーミュージックに目覚め、それぞれの音楽の道を歩みながらも、二人は交流を続けていた。
90年代は日本の音楽より香港映画にはまっていまして、TYMはお名前しか知りませんでした。このドキュメンタリーを拝見して、長く愛されてきた理由がわかった気がします。お二人とも年齢を重ねても「カッコイイ!」。若い日からの長いお付き合いが、解散や病気にみまわれても今なお続いていることに胸がじーんとしました。吉井さんのさりげない思いやりは、EROさんに大きな励みになっていたはず。リハビリも辛いと投げ出したりあきらめてしまったりの人もいます。EROさんはギターを弾きながら歌うところまで回復、応援してくれた人の前で披露できてどんなに嬉しかったでしょう。身近にいたわけでもないのに泣けてきました。お二人ともすごい!(白)
=PROFILE=
吉井和哉
1966年10月8日、東京生まれ。1971年、5歳のとき事故で父が死去。小学校入学後に母の郷里である静岡に引っ越す。10代でベーシストとして加入したURGH POLICE解散後の1988年、22歳の頃にTHE YELLOW MONKEYを始動。翌1989年から現メンバーのラインナップとなり活動が本格化すると同時にボーカリストへ転向する。1992年のメジャーデビューを経て、1995年にリリースした5thアルバム『FOUR SEASONS』が初のオリコンチャート1位を獲得、ブレイクを果たす。2001年に活動休止(2004年に解散)。2003年よりYOSHII LOVINSON名義でソロ活動を開始し、2006年からは吉井和哉名義に移行。2016年1月8日、THE YELLOW MONKEY再集結の発表。2020年4月に予定されていた東京ドーム2daysが新型コロナウイルスの蔓延のため中止に。翌年のソロツアー中に喉の不具合によりツアーを中断、後に喉頭がんと診断される。治療を経て復活のステージの場に選ばれたのは2024年4月の東京ドーム公演となった。その後10thアルバム『Sparkle X』の発表とそれに伴うツアーも成功させた。現在もソロ、バンド両方での精力的な活動を展開している。
ERO
1960年、静岡生まれ。本名、高林英彦。地元の仲間と組んだバンド「URGH POLICE」でヴォーカルとギターを担当する。のちにベーシストとして吉井和哉が加入し、当時の“ジャパメタ・シーン”の盛り上がりに伴って全国的な人気を獲得していく。メジャーデビューの話もあったが、バンドは解散。以降、地元静岡でカントリーをベースに音楽活動を続ける。脳梗塞の影響で半身不随になったが、地道なリハビリでギターを弾いて歌えるまでに回復、その様子が映画『みらいのうた』に収められている。現在は月に一回のペースでステージでの音楽活動を続けている。
2025年/日本/カラー/137分
配給:murmur
(C)2025「みらいのうた」製作委員会
https://mirainouta-film.jp/
★2025年12月5日(金)より全国ロードショー
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