監督:萩原健太郎
原作:にいさとる
脚本:政池洋佑
出演:水上恒司(桜遥)、木戸大聖(楡井秋彦)、八木莉可子(橘ことは)、綱啓永(蘇枋隼飛)、JUNON〈BE:FIRST〉(杉下京太郎)、中沢元紀(柊登馬)、曽田陵介(佐狐浩太)、萩原護(鹿沼稔)、髙橋里恩(有馬雪成)、山下幸輝(兎耳山丁子)、濱尾ノリタカ(十亀条)、上杉柊平(梅宮一)
ケンカだけが取り柄の孤独な少年・桜遥(さくらはるか)は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校の”てっぺん”をとるべく、街の外から同校に入学する。しかし現在の風鈴高校は「防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカー」と呼ばれる生徒たちが現れ、街を守る存在となっていた。ケンカは弱いが情報収集に長けた楡井(にれい)、防風鈴の総代を務める梅宮、クールでミステリアスな蘇枋、梅宮を崇拝する荒くれものの杉下、梅宮を支える武闘派の柊ら個性的な面々がいた。彼らと出会った桜は、戸惑いながらも防風鈴の一員としてともに街を守るべく奮闘する。
街に馴染みはじめた矢先、力の絶対信仰を掲げる凶悪な集団「獅子頭連(ししとうれん)」が、防風鈴を新たな標的に定めて動き出す。
原作は講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」で2021年より連載の人気不良漫画。テレビアニメ、舞台に続き、このほど映画となりました。左右の髪と瞳の色が違う桜をはじめ、どのキャラも個性的です。漫画をよく再現していてきっとお気に入りの「推しメン」ができるでしょう。実写の喧嘩は「ありえね~」シーンの連続ですが、全編沖縄で撮影されたせいもあってか突き抜けた明るさで納得してしまいます。総代の梅宮をみんなが尊敬していて、どんな集団もトップが肝心と再確認しました。
防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカーたちの主な舞台となる「東風商店街」は実際の商店街をお借りして、美術スタッフが原作の雰囲気と映画ならではの遊び心もたっぷりに作り上げたものです。撮影が終わればまたちゃんと営業するのだそうで、これは訪ねてみたくなります。敵対する獅子頭連のアジトは徹底的に無秩序で、「入るな危険」のにおいがプンプンします。暴力だけではない友情が垣間見えるのにちょっとやられます。
オムライスがお得意の橘ことはを八木莉可子さん。商店街のおばちゃんたちの中でひときわ目立ち、マドンナ役がぴったりでした。災害や事故が多くてモヤモヤするこの頃、劇場でいっとき忘れてすかっとしてきましよう。(白)
2025年/日本/カラー/122分
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
https://wwws.warnerbros.co.jp/wb-movie/
★2025年12月5日(金)より全国ロードショー
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