2025年11月28日

ピアス 刺心  原題:刺心切骨 英題:Pierce

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(C)Potocol_Flash Forward Entertainment_Harine Films_Elysiüm Ciné

監督・脚本:ネリシア・ロウ
出演:リウ・シウフー、ツァオ・ヨウニン、ディン・ニン

大会出場を目指してフェンシングの練習に励むジージエ。実は、兄ジーハンは7年前にフェンシングの試合中に対戦相手を刺殺し、少年刑務所に収監されている。その兄が、あと6年の刑期を残して仮釈放される。歌手をしている母はジーハンを台北の家には帰らせず、地方の農場で働かせるという。農場ではなく、ある店で働いているのを知ったジージエは母に内緒で兄に会いに行く。その後、ジーハンは、ジージエのフェンシング練習場に現れ、勝つためのアドバイスをする。そして、7年前のは事故だったという。二人は兄弟の時間を取り戻していく。しかし、幼き日、川で溺れた記憶がよぎる。あの時、なぜ兄はすぐに手を差し伸べてくれなかったのか。「僕が死ねばいいと思ってた?」疑念が深まるなか、悪夢のような事件が起こる・・・

父は病で亡くなり、未亡人の母に好意を寄せるチュアン氏がプロポーズ。両家の集まりに、母は長男ジーハンはアメリカ留学中といって、出席させません。収監中、面会に行くことも母に止められていたジージエですが、仮釈放後、母には内緒で兄との時間を持ち続けます。いかにも純粋な青年ジージエを演じたのは、台湾の若手実力派俳優リウ・シウフー。本作でローマ・アジア映画祭最優秀男優賞を受賞、台北映画賞で最優秀新人男優賞にノミネートされています。
何を考えているかわからない不遜な雰囲気の兄ジーハンを演じているのは、映画『KANO-1931海の向こうの甲子園』でデビューしたツァオ・ヨウニン・
監督・脚本を手掛けたネリシア・ロウは、5年間、シンガポールのフェンシング国家代表として活躍した方で、その経験を存分に生かした物語になっています。 (咲)



監督・脚本 ネリシア・ロウ(劉慧伶)
シンガポールで生まれ育ち、5年間にわたりシンガポールのフェンシング国家代表として活躍する。2010年の広州アジア競技大会を最後に現役を引退し、子どもの頃からの夢だった映画作りの道へ進む。2018年、ニューヨークのコロンビア大学で映画監督専攻のMFA(芸術学修士)を取得。短編2作目の『Freeze』は、2016年のクレルモン=フェラン国際短編映画祭でプレミアされ、その後、金馬奨(台湾)、釜山国際短編映画祭(韓国)、ブリュッセル国際短編映画祭(ベルギー)、オーデンセ国際映画祭(デンマーク)、シンガポール国際映画祭をはじめ世界70以上の映画祭で上映された。
これまでに、シンガポール国際映画祭による東南アジアの若手映画作家を支援するプロジェクト「New Waves: Emerging Voices of Southeast Asia director showcase」(2017年)と「Southeast Asian Film Lab」(2018年)に選出され、2019年にはフランスを拠点とする国際的な映画脚本育成プロジェクト「Less is More」に参加。
長編デビュー作となる本作は、フェンシングを題材に、自閉症の兄との関係から物語の着想を得て制作された。葛藤を抱えた子ども時代を過ごしながらも、家族を深く愛する自身の想いが作品に繰り返し問いを投げかける——「愛とは何か?」
(公式サイトより)



2024年/シンガポール、台湾、ポーランド/中国語/106分/1.66:1 ビスタ/5.1ch/DCP
字幕翻訳:中沢志乃
配給:インターフィルム
後援:駐日シンガポール共和国大使館、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター 
公式サイト:https://pierce-movie.jp/
★2025年12月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
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posted by sakiko at 22:25| Comment(0) | シンガポール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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