2025年11月27日
みんな、おしゃべり!
監督:河合健
脚本:河合健、乙黒恭平、竹浪春花
プロデューサー:小澤秀平
ろうドラマトゥルク・演技コーチング:牧原依里
手話指導:江副悟史
ろう俳優コーディネート:廣川麻子
クルド表現監修:Vakkas Colak
出演:長澤樹、毛塚和義、福田凰希、ユードゥルム・フラット、Murat Çiçek、那須英彰、今井彰人、板橋駿谷、小野花梨
電器店を営む古賀家。ろう者の父と弟、聴者の夏海の3人家族だ。
近くに越してきたクルド人一家が、ケバブ店を開く。
そのクルド人一家と、古賀家のろう者の父が、些細なすれ違いから対立してしまう。
両者の通訳として駆り出された夏海と、在日クルド人のヒワでも手に追えない状況の中、夏海の弟・駿が作り出した謎の文字が学校・街を巻き込む事態へと発展し、想像を超えた結末へ向かう・・・。
クルド人の青年ヒワは、日本で育ち日本語ができます。日本語のできないクルド人の親の通訳を務めるのですが、それはCODA(Children of Deaf Adults(ろう者の親を持つ聴者である子ども)である夏海の役目に通じるもの。親しくなった夏海とヒワが、意味のない出鱈目言葉で会話する場面があります。お互い適当なことをしゃべっているのに、なんとなく通じているような可笑しさ。
言葉がわからなくても、そして、手話ができなくても、相手を思う気持ちがあれば、諍いは起きないということでしょうか。
夏海の弟は、クルド人から習った文字をノートいっぱいに書き綴り、クルド人についての本も読むという熱心さ。他者を理解しようとする好奇心が素敵です。ちなみに、このノートに書かれていたのがアラビア文字でした。トルコ出身のクルド人はアラビア文字を使わないはず・・・と、監督にお聞きしたら、シリア出身のクルドの方から教わったとのことでした。
この物語、最後には、どうやってコミュニケーションをとればいいの?と、戸惑う相手が登場! いやはや! (咲)
2025年/日本/143分/カラー/DCP/アメリカンビスタ/5.1ch
企画・配給・製作プロダクション:GUM株式会社
配給協力:Mou Pro.
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
公式サイト:https://minna-oshaberi.com/
★2025年11月29日よりユーロスペース、 シネマ・チュプキ・タバタほか全国順次公開
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