2025年11月28日
佐藤さんと佐藤さん
監督:天野千尋
脚本:関谷まどか、天野千尋
撮影:趙聖來
主題歌:優河「あわい」(ポニーキャニオン)
出演:岸井ゆきの(佐藤サチ)、宮沢氷魚(佐藤タモツ)、藤原さくら、三浦獠太、佐々木希、田島令子、ベンガル、中島歩
活発な佐藤サチと、真面目な佐藤タモツ。大学で出会った正反対な性格のふたりはなぜか気が合い、同棲を始める。5年後、弁護士を目指しているタモツは司法試験に失敗。サチは独学を続けるタモツに寄り添い応援するため、自身も勉強をして司法試験に挑むことに。そして見事合格したのは・・・サチだった_。弁護士になったサチと、子育てと家事をしながら勉強し続けるタモツ。あの時のふたりは変わってないはずなのに。なんでだろう、段々と変わっていくのは_。
2020年公開の『ミセス・ノイズィ』で取材させていただいた(こちら)天野監督、久しぶりの長編です。『ミセス・ノイズィ』は隣り合う主婦同士の諍いから始まりましたが、ヒロインのイライラは夫にも起因していました。夫婦あるあるです。
佐藤さんと佐藤さんが結婚したので、どっちの姓を名乗るかというのはクリア。結婚しようが離婚しようが変わりません。とっても愛し合っていたはずの二人がささいなすれ違いを繰り返すうちに、のっぴきならないところまで行ってしまいます。
気持ちを出さないタイプとすぐぶつけるタイプ、正反対なところが面白かったタモツとサチは、気持ちがすれ違ってくると互いの欠点に見えてきます。そこをなんとか持ちこたえて長年連れ添っているのは私です(笑)。が、若いうちはやり直す力も勢いもあるので、もうあかんと思ったら別れるのも道のひとつ。天野監督作品らしく、リアルな言葉の応酬が痛かったり、うなずいたり。
サチが一発合格したところで、タモツのプライドは傷ついたんじゃないかとやっぱり思っちゃいますね。少なくともひびは入ったな、うん。
二人の15年分でしたが、さらに10年後くらいが観たいものです。(白)
2025年/日本/カラー/114分
配給:ポニーキャニオン
(C)2025「佐藤さんと佐藤さん」製作委員会
https://www.sato-sato.com/
★2025年11月28日(金)より絶賛公開中
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください


