2025年11月27日

兄を持ち運べるサイズに   BRING HIM DOWN TO A PORTABLE SIZE

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(C)2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

監督:中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』)
原作:「兄の終い」村井理子(CEメディアハウス刊)
出演:柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大、斉藤陽一郎、岩瀬亮、浦井のりひろ(男性ブランコ)、足立智充、村川絵梨、不破万作、吹越満

作家の理子は、深夜、塩釜警察から電話を受ける。多賀城市内のアパートで兄が亡くなっているのが見つかったという。兄の住んでいた地へ向かいながら、理子は兄との幼いころの思い出を振り返る。警察署で7年ぶりに兄の元嫁・加奈子と娘の満里奈と再会する。兄と暮らしていた息子の良一は一時的に児童相談所に保護されていた。皆で兄を荼毘に付す。
そして、兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた3人が目にしたのは、壁に貼られた家族写真の数々。子供時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一が作った家族のもの・・・ 兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に、同じように迷惑をかけられたはずの加奈子はぽつりと言う。「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」 兄の知らなかった事実に触れ、怒り、笑って、少し泣いた、もう一度、家族を想いなおす、4人のてんてこまいな4日間・・・

理子は、あるイベントで「家族とは?」と聞かれてすぐに答えられません。振り返れば、兄からのメールはお金の無心が多かったのを思い出します。湯沸かし器が爆発した、良一にピアノを習わせたい・・・ どこまでほんとかわからない嘘のような理由。最後のメールは、「天職が見つかった」でした。その一つ一つが回収されていく面白さ。兄と加奈子の離婚の条件は、「良一を絶対幸せにする」でした。良一は、父のつくる焼きそばが大好きでした。それも2種のソースを使ったもの。(私も2種使います♪) オダギリジョーさんが、ひょうひょうと兄を演じていて、こんな人、いるよね~と思わせてくれます。原作者の村井理子さんの亡きお兄さま、天国できっと笑っていることでしょう。(咲)

2025年製作/127分/G/日本
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト:https://www.culture-pub.jp/ani-movie/
★2025年11月28日(金)TOHOシネマズ日比谷他、全国ロードショー



posted by sakiko at 11:00| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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