2025年11月07日

モンテ・クリスト伯(原題:Le Comte de Monte-Cristo)

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監督・脚本:マチュー・デラポルト、アレクサンドル・ド・ラ・パトリエール
原作:アレクサンドル・デュマ
出演:ピエール・ニネ(エドモン・ダンテス/モンテ・クリスト伯)、アナイス・ドゥムースティエ(メルセデス)、バスティアン・ブイヨン(フェルナン)、ロラン・ラフィット(ヴィルフォール検事)、パトリック・ミル(ダングラール船長)、アナマリア・ヴァルトロメイ(エデ)、ジュリアン・ドゥ・サン・ジャン(アンドレ/アンドレア・カヴァルカンティ公爵)、エルフランチェスコ・ファヴィーノ(ファリア司祭)

1815年、若き航海士エドモン・ダンテスは、結婚式当日花嫁の目前で、ナポレオンに加担したとして逮捕された。身に覚えがないと無実を訴えるも、海に囲まれた監獄に閉じ込められる。絶望の中、生きる気力を失っていくが4年後、脱獄を企てるファリア司祭と出会う。経緯を知った司祭は自分の知識や学問、教養をダンテスに注ぎ込み、ダンテスは初めて希望を持つことができた。
収監されて14年後・・・ダンテスはついに脱獄を果たした。司祭に告げられたテンプル騎士団の隠された財宝を手に入れ、大富豪“モンテ・クリスト伯”として準備を整える。パリ社交界に登場し、自分を陥れたフェルナン、ダングラール、ヴィルフォール検事ら3人に巧妙に近づいていく。

原作は1844年~1846年新聞に連載後、出版された小説。日本でのタイトル「巌窟王」がよく知られています。小説の長さに恐れをなして、少年少女向けのダイジェスト版だけ読んだ記憶があります。実際に友人に裏切られ、無実の罪で監獄に入れられた事件があり、それをヒントに書かれたという長大な小説です。大河ドラマになりそうなほど、エピソードてんこ盛り、登場人物も多く入り組んでいるのですが、映画は3時間にうまくまとめられていました。ロケーション、美術や衣装も見どころ。
若いダンテスは、周りの嫉妬や悪意に気づきません。ファリア司祭に導かれ、大人になったようなものです。日も差さない地下牢で互いが生きる支えになったはずです。脱獄後は、同じように彼らのために辛酸をなめたアンドレとエデを仲間に着々と計画を実行します。見守る観客も緊張と期待にドキドキです。観たあとは原作も読んでみてはいかがでしょう?(白)


2025年/フランス/カラー/178分
配給:ツイン
(C)2024 CHAPTER 2 – PATHE FILMS – M6 FILMS – FARGO FILMS
https://monte-cristo.jp/
★2025年11月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

posted by shiraishi at 19:05| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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