2025年11月07日

ネタニヤフ調書 汚職と戦争   原題:The Bibi Files

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製作総指揮:アレックス・ギブニー アカデミー賞🄬受賞(『「闇」へ』) 
監督・製作:アレクシス・ブルーム 

イスラエル本国では上映禁止! 新イスラエルの米国でも未公開。
イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ自らが公開中止を求めて訴訟を起こそうとした衝撃のドキュメンタリー映画


極秘リークされたイスラエル首相の尋問映像が語る<恐るべき真実>
カリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸すベンヤミン・ネタニヤフ。彼が在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを多くの人々は知らない。2017年、彼の汚職捜査の過程で秘密裏に制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアとの癒着や財界からの贈賄の実態が記録されていた。
彼の汚職がいかに国家の腐敗を招いていったのかを証言するのは、元イスラエル首相、イスラエルの国内諜報機関シンベトの元長官、ネタニヤフの元広報担当、著名な国内の調査報道ジャーナリストたち・・・。

「ビビ(ネタニヤフの愛称)は、友達が少ない」と語る、数少ない子供時代からの友人ウズィ·ベラー。エルサレムで一緒に育ち、ビビは大柄でいろんな意味でマッチョだったと言います。40代後半で首相になるも、性的スキャンダルが表沙汰になり、「2か月前に終わったこと」と国民の前で妻サラに謝罪。その弱みを握られ、妻は政治的決定に口を出し、夫婦で国を動かしているとも。さらに、「ビビは息を吐くように嘘をつく」とウズィ·ベラー。
本作で浮き彫りにされるのは、収賄、詐欺、背任容疑に無罪を主張し、首相を辞任しないネタニヤフの姿。誰にも相手にされない極右のファシストの過激派と組んだのも、戦争を終わらせないで汚職裁判から逃れるため。
2023年10月7日のハマスの攻撃でエスカレートしたガザ攻撃。本作では、ネタニヤフがパレスチナの独立国家を認めたくない為に、戦略的にハマスを利用、カタルに頭を下げハマスに10億ドル以上の資金を送ってもらったことも明かされます。「ネタニヤフはハマスを創ってはいないが、獣を養った」という次第。
告発から 5年、汚職裁判は継続中。戦争を理由に審理延期を求めているネタニヤフ。これでは、いつまでもパレスチナとの戦争は終わるはずもないと納得させられました。 それにしても、妻サラの存在はすごい! 長男ヤイルを独裁を支持する右派に育てています。よもや、後継者に? おぉ~怖! (咲)


2024年 / イスラエル・アメリカ / 英語、ヘブライ語、アラビア語 / 115分 / カラー / G
日本語字幕:額賀深雪
配給:トランスフォーマー 
公式サイト:https://transformer.co.jp/m/thebibifiles/
★2025年11月8日(土)シアター・イメージフォーラム他にて公開




posted by sakiko at 02:39| Comment(0) | イスラエル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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