監督：綾部真弥
脚本：永森裕二
撮影：小島悠介
出演：市原隼人（甘利田幸男）、武田玲奈（樺沢輝夫）、田澤泰粋（粒来ケン）、栄信（木戸四郎）、片桐仁（樺沢輝夫）、いとうまい子（牧野文枝）、六平直政（白根澤仁）、高畑淳子（サキ）、小堺一機（坂爪勲）
平成に入り、３年生の担任になった甘利田は、いつものように給食命の日々を送っている。無邪気な顔で甘利田を驚愕させる生徒、粒来ケンも変わりない。今年は修学旅行に随行し、青森、岩手への旅に出ることになった。最愛の給食から離れるのは寂しいが、現地での食事が楽しみでならない。
他校と一緒の食事の場で目にしたのはスパルタ教師の怒号響く中、黙々と橋を運ぶ生徒たちだった。甘利田たちはビビりながらも、目の前の青森名物「せんべい汁」にわくわく。スパルタ教師とはひと悶着起こりそうな中、思いがけない再会も待っていた。
シリーズ4作目。毎回給食場面でテンションMAXの甘利田先生を初めて見たときは、「なんじゃこれ」感が強かったのですが、いまやおとなしければ「どこか悪いのでは？」とかえって心配してしまいそうです。今回はちょっと緊急のシーンがありました。
原作もなく、まったくのオリジナル作品なのでここまで続くとは、と綾部監督も演じる市原さんも続編のたびに信じられない思いと観客への感謝がわきあがるようです。
いつも学校の中だけで展開するシリーズが、初めて外に出ました（予算が大きくなったのね、きっと）。修学旅行のあるあるエピソードに加え、地方の名産が食べられる食事のようすが楽しいです。学校でお留守番組の先生や給食のおばさんは参加できないのが、とても残念だったようす。
ちょいネタばれですが、再会するのはseason1のヒロイン、御園ひとみ先生。食い気専門の甘利田先生、今度こそ何か進展があるのか？は劇場でご覧ください。（白）
2025年/日本/カラー/114分
配給：AMGエンタテインメント
(C)2025「おいしい給食」製作委員会
https://oishi-kyushoku4-movie.com/
★2025年10月24日（金）より全国ロードショー
