監督・脚本:バーナード・マクマホン
出演:ジミー・ペイジ ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・ボーナム ロバート・プラント
「伝説」はこうして生まれた!
レッド・ツェッペリン誕生の軌跡を追った初の公式ドキュメンタリー
1969年、1枚のアルバムが全世界を震撼させた。飛行船ヒンデンブルグ号の爆発炎上をあしらったジャケット。デビューアルバムは、1月12日にアメリカで、3月28日にイギリスでリリースされ、やがてあらゆる国々を熱狂に巻き込んでいく。
本作は、今も史上最強のロックバンドのひとつに数えられるレッド・ツェッペリンの出発点を描いたドキュメンタリー。
レッド・ツェッペリン
LED ZEPPELIN
1968年、イギリスのロックバンド「ヤードバーズ」に所属していたジミー・ペイジがロバート・プラント、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズに声をかけて結成。当初「ニュー・ヤードバーズ」として活動していたが、後に「レッド・ツェッペリン」へとバンド名を改める。ペイジによると、命名のアイデアはドラマーのキース・ムーン(ザ・フー)からもらったものとのこと。翌1969年、バンド名をそのまま冠したアルバム『レッド・ツェッペリン』でデビュー。以来、シングル盤発売に背を向け、コンセプチュアルなアルバム作りにこだわり続ける。ステージでは毎回、即興を交えての新たな音作りを標榜し、単純なレパートリーの反復を行わなかった。1980年、ジョン・ボーナムの急逝によりグループは解散。だが、その後も最も成功したロックバンドのひとつとして目され、人気を維持し、これまでに全世界で3億枚以上のアルバムを売り上げたといわれる。1995年に「ロックの殿堂」入りを果たす。
1960年代後半、ビートルズやブラザーズ・フォアが好きだった私には、レッド・ツェッペリンというと、とんがったイメージで、積極的に楽曲を聴いたことはありませんでした。でも、その名はあの時代の記憶に深く刻まれています。時を経て、彼ら自身が認めたドキュメンタリーによって、当時の音楽シーンをも振り返ることができました。
ネットのなかった時代に、世界各地で多くの人が同じ曲を共有して熱狂していたのも凄いことだとあらためて思いました。 (咲)
2025年/イギリス・アメリカ/英語/ビスタ/5.1ch/122分
配給:ポニーキャニオン
公式サイト:https://zep-movie.com/
★2025年9月26日(金) TOHOシネマズ日比谷ほかIMAX®同時公開


