2025年09月12日

Dear Stranger/ディア・ストレンジャー (英題:Dear Stranger)

desr stranger.jpg

監督・脚本:真利子哲也
撮影:佐々木靖之
音楽:ジム・オルーク
人形劇指導:ブレア・トーマス
出演:西島秀俊(賢治)、グイ・ルンメイ(ジェーン)

ニューヨークで暮らす賢治は建築学の助教授。真新しい建築よりも廃墟の研究に心が動く。妻のジェーンは台湾から移住した両親のもとに生まれたアメリカ人。人形劇のアートディレクターをしている。両親は雑貨店を営んでいたが、父が要介護になったため、店番や母の手助けもする。一人息子はまだ幼く、時間の余裕のない毎日。そしてある日、一人息子が誘拐されて、夫婦の日常は崩壊してしまう。

真利子監督はコロナ前に、アメリカに1年間滞在しました。そこで自分のアイデンティティの揺らぎや、他人の中に入っていくことの難しさを感じ、脚本を書き始めたそうです。スタッフ、キャストに様々な国籍の人が入っているのは、ご縁がつながったもの。
映画は、これまでの作品のように諍いや暴力のシーンは多くありません。ただ、誘拐事件をきっかけに、夫婦の間に積み重なったズレが亀裂となり拡がっていくのを追っています。したいことができず、いっぱいいっぱいのジェーン、これまで口に出さなかったことばも溢れてしまいます。2人の共通言語は英語なので、賢治のセリフはほぼ英語です。母語ではないセリフを言いながら演技をする西島さん、賢治と重なります。英語仏語に堪能なルンメイさんは人形劇に挑戦しました。おかげでハマってしまい、アメリカでたくさんの人形劇を観たそうですよ。
たいていの人は見知らぬ他人と交流するのは苦手だったり、躊躇したりします。しかし、見知らぬ他人も知り合えば、友人や仲間になるかもしれません。その逆もありますが…「一期一会」の言葉をあなたへ。(白)


☆9月12日(金)TOHOシネマズシャンテにて初日舞台挨拶がありました。西島秀俊さん。グイ・ルンメイさん、真利子哲也監督が登壇し、本作にかけた思いや、アメリカロケでのエピソード、秘密にしていたことの告白(+暴露)まで飛び出しました。

IMG_3608.JPG

2025年/日本、台湾、アメリカ/カラー/138分
配給:東映
©Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
公式サイト:https://d-stranger.jp/
公式 X アカウント:@d_stranger_mv
公式 Instagram:@d_stranger_mv
★2025年9月12日(金)より絶賛公開中

posted by shiraishi at 23:10| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください