原作:原田マハ
脚本:黒川麻衣
撮影:矢崎よしかつ
主題歌:森山直太朗
出演:伊藤沙莉(伊波まじむ)、染谷将太(後藤田吾朗)、滝藤賢一(瀬那覇仁裕)、富田靖子(伊波サヨ子)、高畑淳子(伊波カマル)、尚玄(儀間鋭一)、シシド・カフカ(糸数啓子)、橋本一郎(仲宗根光章)、小野寺ずる(知念冨美枝)、眞島秀和(朱鷺岡明彦)、肥後克広(東江大順)
伊波まじむは那覇で豆腐店を営む祖母カマルと母サヨ子との3人で暮らしている。「まじむ」とは沖縄弁(うちなーぐち)で「真心(まごころ)」のこと。祖母が名づけた。
契約社員のまじむはステップアップする同僚を横目に、自分の将来に不安を感じていた。そんなときに社内でのベンチャーコンクール開催を知る。祖母と出かけたバーでラム酒の美味しさに目覚め、サトウキビが原料と聞いて沖縄でもラム酒ができるのではないかとひらめいた。一次審査は通過、二次審査のために南大東島のサトウキビ畑の見学に出かけ、出逢いもあって二次審査にも残った。まじむの本気度が上がるにつけ家族も同僚も応援に転じてくれるが、まじむは自分の知識の浅さ、準備不足を痛感する。
朝ドラ「虎に翼」で日本中をとりこにした伊藤沙莉さんの主演作。「沖縄のサトウキビでラム酒を作りたい」という夢を実現させた女性の実話に基づく物語です。進むたびに問題にぶちあたりますが、諦めることなく一つずつ解決して行くまじむ。人間関係の難しさも持前の明るい笑顔が、潤滑油となったはず。沙莉さんの持ち味そのままの感じがしますね。
丁寧な豆腐作りを続けてきた祖母や母親、その姿を見て育ったまじむは、モノ作り、ことに口に入るものを作ることの特別な責任も伝えてもらいました。
下戸な私には、お酒の良さが実感できませんが、幼馴染や地域の人たちの応援を得ていく過程、専門家との出逢いなど、どんな仕事に携わっている人にも共感できるエピソードでしょう。一人の女性のお仕事ストーリーが、このうえなくさわやかな風の吹く沖縄で展開していきます。沖縄の海と空、人情も満喫してください。(白)
9月13日舞台挨拶(公式)
2025年/日本/カラー/105分
配給:コギトワークス、S・D・P
(C)2025映画「風のマジム」
https://majimu-eiga.com/
★2025年9月12日(金)より全国ロードショー
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