2025年08月22日
愛はステロイド(原題:Love Lies Bleeding)
監督・脚本:ローズ・グラス(『セイント・モード/狂信』)
共同脚本:ヴェロニカ・トフィウスカ
出演:クリステン・スチュワート(ルー)、ケイティ・オブライアン(ジャッキー)、エド・ハリス(ルー・シニア)、ジェナ・マローン(ベス)、アンナ・バシリニコフ(デイジー)、デイブ・フランコ(JJ)
トレーニングジムで働くルーは、強権的な父の支配から逃れられず鬱屈した日々を送っていた。ラスベガスへの旅の途中に立ち寄った女性ボディビルダーのジャッキーは、確固とした意志と美しい肉体を持っていた。夢はボディビルダーのチャンピオンになること。
出逢ったとたんルーは彼女に夢中になる。
数々の話題作を送り出してきた制作会社A24の昨年度の作品。2008年『トワイライト・サーガ』の美しき吸血鬼ベラで大ブレイクしたクリステン・スチュワートが珍しい汚れ役です。冒頭からジムのトイレ掃除にこき使われていました。姉は暴力的な夫に、自分はサイコな父親から逃げることもできず悶々としています。父親はエド・ハリス、沈着冷静な役柄の印象が強いですが、ここでは町の(裏の)顔役。ロン毛でぎょっとするようなことも平気の平左。そこに現れたジャッキーの明るさと強さに、ルーが惹かれていくのも無理はありません。ステロイドはアトピー性皮膚炎や喘息の薬として使われていますが、ここでは筋肉増強剤。とりすぎるとよくありません。
ジャッキー役のケイティ・オブライアンは他に『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』、『トップガンマーヴェリック』に出演。ローズ・グラス監督の前作は『セイント・モード/狂信』、狂信的なカトリック信者の看護士が暴走するというホラー映画、未見ですがその片鱗は本作にも見え隠れしています。「普通の映画ではない!」と断言するエド・ハリスの言葉を信じて劇場へいざ。(白)
2024年/イギリス、アメリカ/カラー/104分
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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★2025年8月29日(金)全国ロードショー
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