2025年08月11日

雪風 YUKIKAZE

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監督:山田敏久
脚本:長谷川康夫 飯田健三郎
撮影監督:柴主高秀
音楽:岩代太郎
VFX監督:オダイッセイ
主題歌:「手紙」Uru(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
出演:竹野内豊(寺澤一利)、玉木宏(早瀬幸平)、奥平大兼(井上壮太)、當真あみ(早瀬サチ)、田中麗奈(寺澤志津)、中井貴一(伊藤整一)

真珠湾奇襲攻撃による日米開戦以降、ミッドウェイ、ガダルカナル、ソロモン、マリアナと、すべての苛烈な戦いを生き抜いた駆逐艦があった。どの戦場でも海に投げだされた多くの仲間たちを救い、必ず共に日本に還って来た。その名を「雪風」。いつしか海軍ではこの艦を“幸運艦”と呼ぶようになる。それは沈着冷静な艦長の卓越した操艦技術と、下士官・兵を束ね、彼らから信頼される先任伍長の迅速な判断によるものだった。時にぶつかりながらも、互いに信頼し全体の絆はより強固なものとなった。そして「雪風」は、レイテ沖海戦へと向かうことになる…。

「生きて帰る 生きて還す」とあります。当時軍人勅諭や戦陣訓でがっちりとかためられていた人たちには、言いたくとも口の端に出すこともできなかった言葉でしょう。雪風の存在は史実ですが、寺澤艦長は映画オリジナルの人物、いろいろな人のエピソードを集約した人かと思います。竹野内豊さんは朝ドラ「あんぱん」でも人情味あふれる医師の叔父役を好演していました。こちらでも頼りがいのある雪風艦長役。先任伍長早瀬役の玉木宏さん、第二艦隊司令長官の中井貴一さんたちとともに要の布陣です。
若手では、海に投げ出されて救われた少年兵役の奥平大兼さん。『Mother』で母親(長澤まさみ)と共依存の長男役で痛切な印象を残しました。テレビドラマ、映画と出演が続いています。早瀬の帰還を祈る妹サチの當間あみさんも可憐。今季主演のテレビドラマ「ちはやふる-めぐり-」も楽しみ。
戦後80年も経ち、当時を知る方々が年々少なくなります。節目にこだわらず、この映画のように思い起こすことができる、新しく知るきっかけになる作品に出逢いたいものです。(白)


2025年/日本/カラー/120分
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス
(C)2025 Yukikaze Partners.
https://www.yukikaze-movie.jp/
★2025年8月15日(金)全国順次ロードショー

posted by shiraishi at 20:25| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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