2025年07月19日

私の見た世界

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(c)2025 Triangle C Project

監督・脚本・編集・主演:石田えり
出演:大島蓉子 佐野史郎 夏川さつき 後藤ユウミ 下総源太朗 林歩楓 蒲生純一 佐藤まんごろう 桑田佳澄 島村苑香 スガ・オロペサ・チヅル 日下部そう 峰秀一 石井ひとみ くれ みわ 小田和江 関口ふで 山内ナヲ 櫻井紗季 岡本舞 仲野元子 黒井悠未 塩野谷正幸 吉田武房 松下太亮 西山水木 齋藤光司 世志男 栗田昌治

昭和と平成を震撼させた逃走劇が、
令和の時代に新たに問いを投げかける。
福田和子の人生を通じて浮かび上がる社会の闇と光、人間の弱さと強さ。


福田和子ーーその名前は、昭和と平成をまたいで日本中を騒がせた事件とともに記憶されている。1982年(昭和57年)、松山ホステス殺人事件の犯人として指名手配された福田は、顔や名前を変えるなどして警察の目を欺き、時効直前の約15年間にわたり逃走を続けた。妻であり母親でもあった彼女の逃走劇とその背景は、当時の日本社会に大きな衝撃を与え、犯罪の恐ろしさだけでなく、人間の弱さや社会の闇を映し出す鏡としても多くのメディアや書籍で紹介されている。痛みや孤独、そして恐れに満ちていたようにも思える福田和子の人生。その中で何が彼女を追い詰め、どのようにして彼女自身がその道を選んだのかーー。

女優・石田えりの長編初監督作品となれば、これはどんな映画?と気になります。
しかも、15年近く、逃げとおした福田和子を、石田えり自身が演じているのであれば、出ずっぱり?と思いきや、確かに福田和子はそこにいるのに、ほとんど姿を見せない。まさに、「私の見た世界」が展開され、その見せ方はお見事としかいいようがない。福田和子の心情がぐいぐいと伝わってくる不思議な世界。
ほかの誰でもない、石田えりだからこそ描けた世界。(咲)



石田えりプロフィール:熊本県出身。『遠雷』(80/根岸吉太郎)で日本アカデミー賞優秀主演賞と優秀新人賞、『華の乱』(88/深作欣二)や『飛ぶ夢をしばらく見ない』(90/須川栄三)などで日本アカデミー賞最優秀助演賞などを重ねて受賞。 カンヌ映画祭コンペティション部門出品の『嵐が丘』(88/吉田喜重)、ヴェネチア映画祭オリゾンテ部門オープニング作品『サッド ヴァケイション』(07/青山真治)他に出演。 ヘルムート・ニュートンが撮影した写真集「罪-immorale-」(93)は大きな話題を呼んだ。2019年には、短編映画『CONTROL』で初監督。『G.I.ジョー・漆黒のスネークアイズ』(21/ロベルト・シュヴェンケ)でハリウッド映画デビュー。

2025年/日本/日本語/69分/カラー/1.85:1
製作・配給:トライアングルCプロジェクト 
配給協力・宣伝:Playtime
公式サイト https://watashinomitasekai.com/  
★2025年7月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
posted by sakiko at 20:15| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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