製作・監督:西田宣善
原案:伊藤芳宏「生の希望 死の輝き 人間の在り方をひも解く」(幻冬舎刊)
脚本:梶原阿貴(『夜明けまでバス停で』)
撮影:藍河兼一
音楽:鈴木治行
出演:大西礼芳(夏川優希)、中島ひろ子(向田洋子)、カトウシンスケ(野村隼人)、伊藤洋三郎(夏川宏司)、田川恵美子(加納ゆかり)、神村美月(ルイ)、加茂美穂子、梅沢昌代(東田梅子)、田中要次(2時間ドラマの犯人役)、田山涼成(武藤雅治)、筒井真理子(お華さん)
夏川優希は東京でアルバイトをしながら漫画を描いている。京都で一人暮らしの父が事故で入院したと聞いて急いで帰省した。頸髄損傷で重い麻痺が残った。退院した父は介護施設”ハレルヤ”に通所することになった。武藤所長は学んできたハイデガーの哲学を生かし、施設の利用者や職員が和気あいあいとリハビリに励めるよう心を砕いていた。元々寡黙な父とは会話も少なく、初めて介護に携わる優希にもありがたいことだった。ケアマネージャーやベテラン職員と親しくなり、様々な人生を抱えた利用者たちの人生を垣間見、父や自分を振り返り考えるきっかけになった。
『嵐電』のプロデューサー西田宣善氏の初長編監督作。『嵐電』『夜明けまでバス停で』『初級演技レッスン』の大西礼芳(おおにしあやか)さんが主演をつとめています。漫画家の役なので、描いている手元や原稿がアップになるのですが、ご本人が描いているのにびっくり。インスタには文字の何倍も情報量のある漫画で撮影日記をアップしています。登場人物が並ぶこちらのポスターもそうです。人間にちゃんと骨格がありますよね。上手!
映画では、父親とうまく話せない一人娘ですが、施設の人と関わるうちに近づいていきます。介護あるあるなエピソードも散りばめられていて、お世話する人される人それぞれの想いも覗けます。
どうやって〆るのかな~と観ていたら、今後の心配も不安も吹き飛ばすようなラストでした。きっと大丈夫。(白)
2025年/日本/カラー/91分
配給:渋谷プロダクション
(C)Julia / Omuro
https://mataaimasho.com/
★2025年7月18日(金)よりアップリンク京都、シネ・ヌーヴォ
7月19日(土)より新宿K’s cinemaほか全国公開!
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