監督: 宇和川輝
出演: アレフティーナ・ティクホノーヴァ、ディミトリ・ティクホノーヴ、エナイツ・スライカ、石井泉、原和子、宇和川輝
マドリード、バスク、岡山・・・それぞれの土地をめぐる、追憶と放浪の映画
国境を越えて人々を惹きつけた、私たちの時代の叙事詩
第1部 スペイン、マドリードで暮らすロシア人アレフティーナとその息子ディミトリが父親の帰りを待つ。
第2部 スペイン、バスク地方、サン・セバスチャンに暮らすエナイツが日本人のイズミと出会う。
第3部 岡山県北中部の真庭市で、カズコが亡き夫のお盆を孫のヒカルと迎える。
異なる国、言語、思い出をさまよう追憶の映画。
ラドゥ・ジュテ、マティアス・ピニェイロ、マリアノ・ジナスらによる先鋭的な映画作家育成プログラムによって世界中から注目されるスペイン、サン・セバスチャンのエリアス・ケレヘタ映画学校。この学校を日本人ではじめて修了した宇和川輝監督の長編デビュー作。
宇和川監督のトランスナショナルな個人史と、ホメロス『オデュッセイア』の大胆な翻案をかけあわせ、異なる土地や言語、思い出をさまよいながら、寄る辺なき現代を生きる私たちすべてのための物語を描き出す。
茜色から淡い水色に変わる空。
8歳の少年が、母親に問う。「パパは?」「パパは外国に宝探しに出かけたの。贅沢が必要でしょ」「贅沢はいらない」 少年にとって、宝物よりパパが欲しいに違いない・・・
第二部のサン・セバスチャンでは、大きな教会が印象的。
そして、一転、お盆の時期の日本の片田舎。お盆のために提灯を準備したり、玄関先での迎え火など、外国人にとってきっと興味深い日本の風物詩。仏教ではない家に育った私にも知らない世界でした。
遠く離れた地の人々の営みが、どこか不思議に繋がった物語。(咲)
◆舞台挨拶&トークイベント◆
7/19(土)19:10の回上映後
初日舞台挨拶:宇和川輝さん(監督)、関野佳介さん(プロデューサー・撮影)、石井泉さん(出演)
7/20(日)19:10の回上映後
トークショー:諏訪敦彦さん(映画監督)、宇和川輝さん(監督)
7/21(月)19:10の回上映後(※英語・日本語字幕付き上映)
トークショー:小川公代さん(英文学者)、宇和川輝さん(監督)
2024年マルセイユ国際映画祭 ファーストフィルム・コンペティション
2024年サン・セバスチャン国際映画祭 サバルテギ・タバカレラ・コンペティション
2024年東京フィルメックス メイド・イン・ジャパン部門
2025年全州国際映画祭 インターナショナル・コンペティション
2025年ニューガーデン映画祭 パースペクティブ・ナウ部門 オープニング作品
2024 年/日本、スペイン/日本語、スペイン語、バスク語、ロシア語、英語/ 73分
配給:ikoi films
公式サイト:https://ulyssesfilm.studio.site/
★2025年7⽉19⽇(⼟)よりポレポレ東中野、 8⽉23⽇(⼟)よりシネ・ヌーヴォにてロードショー公開
【関連する記事】


