(C)「生きがい/能登の声」フィルムパートナーズ
監督・脚本・企画:宮本亞門
撮影:松本典朗
音楽:山下康介
音楽プロデューサー:田井モトヨシ
音響効果:浦川みさき
特別協力:輪島市
出演:鹿賀丈史(山本信三/黒鬼)、常盤貴子(妻)、津田寛治、根岸季衣、小林虎之介、杉浦文紀
石川県能登の山奥。
土砂災害の被災現場で、崩壊した家の下から一人の男が救出された。見守る人々から歓声があがるが、「黒鬼」と呼ばれる山本信三は何も語らず去っていく。避難所になじむことができない黒鬼は、崩壊した自宅の一角で暮らし始める。ある日、被災地ボランティアたちが黒鬼の自宅の片づけの手伝いに訪れた。壊れたり汚れて使えなくなったものを処分していくボランティアたちが、あるものを捨てようとして、黒鬼の怒りをかい追い出されてしまう。ボランティアが知らずに捨てようとしたのは、今は亡き妻の形見の茶碗。黒鬼にとって、彼女が唯一の理解者で大切な遺品だったのだ。
後日、妻のことを知ったボランティアの青年が黒鬼の元を訪れ、大切な人を亡くした「自分と同じだ」と語りかける。青年の話を聞いた黒鬼は重い口を開き、倒壊した家に閉じ込められていた間のことを話し始めたー
(上映時間:38分)
同時上映 ドキュメンタリー
『能登の声 The Voice of NOTO』
監督・編集:手塚旬子
撮影:谷茂岡稔
音楽:溝口肇
ナレーション:蒼あんな
(上映時間:28分)
2024年1月1日、新年を祝う能登の人々をマグニチュード7,6、最大震度7の地震が襲いました。そのうえ9月には豪雨に見舞われ、片付け始めた家屋を山から崩れ落ちた土砂が埋めてしまいます。二重の被災となった能登へボランティアに出かけた宮本亜門は、その惨状と生きる望みさえなくしかけた人々を目の当たりにします。宮本が被災地で出逢った人々や記録映像から、ショートフィルムが生まれました。
画面全体に気迫が漲る鹿賀丈史さんの存在感と、清冽な空気をまとった常盤貴子さんの透明感が、かけがえのない暮らしと人を失った悲しみを倍加させます。ボランティア青年役の小林虎之介さんは、NHKの夜ドラ「宙わたる教室」の金髪少年です。こちらでも黒鬼の心を開く重要なキャスト。宮本さんの元に集ったスタッフ・キャストの能登への想いが観客に届きますように。
生の声をおさめたドキュメンタリーと併映することで、能登の現状を伝え、住民の心に寄り添い復興の一助になればと公開が決まったものです。収益金の一部が被災地に送られます。(白)
配給:スールキートス
(C)「生きがい/能登の声」フィルムパートナーズ
https://ikigai-movie.com/index.html
★2025年7月11日(金)全国ロードショー
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