2025年06月15日

GAMA

6月21日(土)〜7月4日(金)ユーロスペースにて限定ロードショー、シネ・ヌーヴォ(大阪 6月21日(土)〜)、長野相生座・ロキシー(6/21(土)&22(日)の2日間限定)でも上映

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© 2023 Toyonaka Performing Arts Center / trixta

戦後80年の沖縄 
戦火の記憶が聞こえてくる

監督、編集、音響:小田香
撮影:高野貴子
録音、テクニカルディレクション、グレーディング:長崎隼人
照明:平谷理沙
監督補佐、撮影助手、リサーチ:鳥井雄人
プロダクション・コーディネート:小田絵理子
プロデューサー:筒井龍平、杉原永純
出演:松永光雄、吉開菜央、山内平三郎、西原美喜絵

沖縄戦で多くの住民が防空壕として避難し、生活し、また命を落とした自然洞窟「ガマ」の中で、平和の語り部として当時の出来事を語り継ぐガイドを務める男性。あるガマでは、集団自決により多くの命が失われた。またあるガマでは米軍との対話を試み、多くの命が救われた。家族を失った人がいる。家族と再会した人がいる。男性は、ガイドとして語り続ける活動と共に、ライフワークとして遺骨収集にも取り組む。
その傍らで青い服をまとった女性「シャドウ(影)」が、男性に付かず離れず、たゆたっている。波打ち際で珊瑚のかけらと戯れている。まるで現代と過去の交差を表現しているかのように。
そこに切り裂くような轟音が空に響き渡り、彼女の上空を米軍機が飛び交うのだった。
映画作家・ダンサーの吉開菜央が小田香監督の最新長編『Underground アンダーグラウンド』に繋がる、シャドウ(影)という女性を体現し、沖縄の歴史と記憶に触れる小田監督の新境地が眼前に現れる。

企画:とよなかアーツプロジェクト、 豊中市市民ホール等指定管理者 委嘱作品
製作会社:トリクスタ
製作:豊中市立文化芸術センター 配給 スリーピン
日本/2023/日本語/カラー/DCP/53分
posted by akemi at 21:13| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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