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アンディ・ラウとトニー・レオンが『インファナル・アフェア』シリーズ以来20年ぶりの共演を果たしたエンタメ超大作!
監督・脚本:莊文強(フェリックス・チョン)
製作:ロナルド・ウォン
製作総指揮:アルバート・ヤン ジェン・ジーハオ アレックス・ヤン
撮影:アンソニー・プン
美術:エリック・ラム
編集:ウィリアム・チャン カーレン・パン
音楽:デイ・タイ
字幕翻訳:神部明世
キャスト
梁朝偉(トニー・レオン) 程一言(チン・ヤッイン)役
劉徳華(アンディ・ラウ) 劉啓源(ラウ・カイユン)役
蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)
袁詠儀(アニタ・ユン)
任達華(サイモン・ヤム)
錢嘉樂(チン・ガーロッ)
姜皓文(キョン・ヒウマン)
陳家樂 (カルロス・チャン)
白只 (フィリップ・ユッグ)
岑珈其(カーキ・サム)
柯煒林(ウィル・オー)
総製作費70億円以上を投じて、香港黄金時代を豪華絢爛に再現
イギリスによる植民地支配の終焉(1997年)が近づく1980年代の香港。狂乱の香港バブル経済時代を舞台に、熾烈な陰謀うずまく巨額の金融詐欺事件を描く。無一文から100億香港ドルを稼ぎ出した<凄腕詐欺師>程一言(チン・ヤッイン)役をトニー・レオンが、それを追う<執念の捜査官>劉啓源(ラウ・カイユン)役をアンディ・ラウが務める。『インファナル・アフェア』とは立場が逆転した役どころ。監督と脚本は、『インファナル・アフェア』3部作の脚本を手掛けたフェリックス・チョン。
香港で興行ランキング5週連続1位となる大ヒット、第42回香港電影金像奨で12部門にノミネートされ、トニー・レオンが主演男優賞を受賞するなど6部門を受賞した。
海外でビジネスに失敗し、身ひとつで香港に入国した野心家の男チン・ヤッイン(トニー・レオン)は、悪質な違法取引を通じて徐々に香港に足場を築いていく。80年代株式市場ブームの波に乗り、資産100億ドルの嘉文世紀集団を立ち上げ、時代のレジェンドに。一方、汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユン(アンディ・ラウ)は、チンの違法取引に目を付け捜査を始めた。幾度となく捜査の網を逃れられながらも15年間にも及ぶ粘り強い捜査を続けた。嘉文集団が引き起こした巨額の詐欺、汚職、殺人事件など、人命さえも失いながら大金が動く。1980年代の狂乱の香港経済を作り出したチン・ヤッインを追い詰めるラウ・カイユン。チンとラウの駆け引きが描かれる。実話を元に作られた。
公式HPより
狂乱のバブル経済時代を完全再現
金塊、札束、酒にパーティ…香港黄金時代を再現した綿密なプロダクション・デザインは、第17回アジア・フィルム・アワードで美術賞を受賞。そしてトニー・レオンやシャーリーン・チョイらが鮮やかに着こなす80年代ファッションも高く評価され、同賞衣装賞が送られた。物語の舞台は60年代から90年代にわたり、その時代の変化を表現するために、VFXにも大きく力が注がれた。さらにロケ地にはザ・ペニンシュラ香港、尖沙咀の1881ヘリテージなど香港名所がずらりと並ぶ。
フェリックス・チョン 監督・脚本
1968年、香港生まれ。『失業皇帝』(99)で脚本家デビュー。トニー・レオン主演、ケリー・チャン、仲村トオル、阿部寛らが出演の『東京攻略』(00)脚本や、『インファナル・アフェア』3部作でアラン・マックと共同脚本を務める。その他『ジェネックス・コップ2』(00)、『頭文字D THE MOVIE』(05)、『傷だらけの男たち』(06)などの脚本を手掛けた後、ドニー・イェン主演の『三国志英傑伝 関羽』(11)でアラン・マックと共同という形で監督デビュー。
その他の監督作に、アラン・マックとタッグを組んだラウ・チンワン主演『盗聴犯』シリーズ(09、11、14)、トニー・レオン主演『サイレント・ウォー』(12)、チョウ・ユンファとアーロン・クォックがダブル主演を務めた『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』(18)など。
公式HP https://www.culture-pub.jp/goldfinger/
2023年/香港・中国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:金手指/126分/G/
製作国:香港、中国
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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