2024年10月26日

アイミタガイ

aimitagai.jpg

監督:草野翔吾
脚本:市井昌秀 佐々部清 草野翔吾
原作:中條てい
撮影:小松高志
音楽:齋藤泰陽
出演:黒木華(秋村梓)、中村蒼(小山澄人)、藤間爽(郷田叶海)、安藤玉恵(稲垣範子)、近藤華(中学生の梓)、白鳥玉季(中学生の叶海)、吉岡睦夫(車屋典明)、松本利夫[EXILE](羽星勝)、升毅(福永)、西田尚美(郷田朋子)、田口トモロヲ(郷田優作)、風吹ジュン(綾子)、草笛光子(小倉こみち)

ウェディングプランナーの梓(あずさ)とカメラマンの叶海(かなみ)は中学生のときからの親友。二人はいつものようにカフェでおしゃべりをし、梓は東南アジアへ出張する叶海を送り出した。その後、叶海が事故で亡くなったとの知らせが届き、梓は大きなショックを受ける。受け止めきれない梓は、今も二人で交わしていたスマホのトークにメッセージを送り続けている。交際相手の澄人との結婚にも踏み切れない。
叶海の母の朋子は、遺品のスマホに毎日のようにメッセージが届けられているのを知る。

叶海は行動的で、いつも梓より先を歩いているように見えます。とても頼りになって、なんでも打ち明けていた彼女が本当に先にいってしまい、梓の気持ちは宙ぶらりんのまま。異国での事故死で、ありがとうどころかさよならも言えませんでした。娘が突然いなくなってしまった叶海の両親も同じです。後から娘とほかの人とのつながりが現れて、自分たちが知らなかった娘に出逢うことになります。ちょっとだけひっかかったのがひとつ。中学生なら家も近いし、お互いによく行き来します。お母さんと娘なら友達の話はよくするので、親友を知らないことはないんじゃないかな。私の時代とは違うんでしょうか?

黒木華さんが繊細に演じる梓、彼女を気遣う澄人を演じる中村蒼さん、周りでゆるやかにつながる人々(できすぎと言わないで)、みな良い配役でした。友人を亡くした経験のある人は涙×涙でしょう。ハンカチ、ティッシュをお手元に。(白)


2024年/日本/カラー/105分
配給:ショウゲート
(C)2024「アイミタガイ」製作委員会
https://aimitagai.jp/
★2024年11月1日(金)ほか全国ロードショー

posted by shiraishi at 12:19| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください