2024年09月29日

犯罪都市 PUNISHMENT(原題:범죄도시4)

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監督:ホ・ミョンヘン 『バッドランド・ハンターズ』
出演:マ・ドンソク(マ・ソクト)、キム・ムヨル(ペク・チャンギ)、イ・ドンフィ(チャン・ドンチョル)、パク・ジファン(チャン・イス)

新種合成麻薬事件から3年後。ヤクザも恐れる怪物刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)とソウル広域捜査隊は、デリバリーアプリを悪用した麻薬密売事件を捜査していた。捜査を進めるうち、手配中のアプリ開発者が謎の死を遂げた事件の背後に、フィリピンに拠点を置く国際IT犯罪組織の存在を突き止める。組織のリーダーは、拉致、監禁、暴行、殺人をいとわず、韓国の違法オンラインカジノ市場を掌握した、特殊部隊出身の“元傭兵”ペク・チャンギ(キム・ムヨル)。一方、組織オーナーで“ITの天才”CEOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)は、韓国でさらに大きな犯罪計画を練っていた。マ刑事は、史上最大規模のIT犯罪計画を殲滅するため、オンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イス(パク・ジファン)に捜査協力を依頼し、広域捜査隊、サイバー捜査隊と新たなチームを結成し捜査を始めるのだが……。

マブリーことマ・ドンソクは『エターナルズ』『新感染 ファイナル・エクスプレス』と出演のたびにファンが増え、この『犯罪都市』シリーズでは自らが企画、脚本にも協力。マブリー色が十二分に発揮されたかと思います。
マブリーが恐れられる刑事として活躍するシリーズ第4弾。今年2月23日に第3弾『犯罪都市 NO WAY OUT』が公開されています(今になって紹介し忘れたのに気づきました。確かに試写を拝見したのにすみません)。
今回の最大の敵は元傭兵ペク・チャンギ役のキム・ムヨル。マブリーがヤクザ役だった『悪人伝』で、刑事役だったのが立場逆転、それも過度に残虐な殺傷でクビになったという冷酷な役です。悪人役でもどこか愛嬌がにじみ出るマブリーと違って、あくまでクール。ニコリともしません。あまたいる助演の俳優さんの中でひときわ目をひくのが、グッチブランドで身を固めたチャン・イスを演じたパク・ジファンです。おだてに乗りやすく、最初は疑いながらもついついマ・ソクト刑事に巻き込まれていきます。お笑い担当でほっとさせてくれます。
ホ・ミョンヘン監督はこれまでのシリーズ3作でアクション監督を担っていたのですが、今回は監督に!全体に目を配りつつ、もちろんアクションに力を入れたはずです。マ・ドンソクとの息もぴったり。観るたびに身体が大きくなっている感じがするマブリー、ワンパンチで吹っ飛ばされる相手には申し訳ないですが、なにかと閉塞感のあるこのごろ、溜飲さがること請け合います。(白)


2024年/韓国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:범죄도시4/英題:The Roundup: Punishment/109分/PG-12/字幕翻訳:根本理恵
(C) 2024 ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト: https://happinet-phantom.com/hanzaitoshi4
X:@hanzaitoshi4 #犯罪都市 #マ・ドンソク #マブリー

posted by shiraishi at 10:37| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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