2024年08月29日

セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男  原題:The Session Man

session man.jpg
(C)THE SESSION MAN LIMITED 2024

監督・脚本・製作:マイケル・トゥーリン
製作総指揮:フランク・トルチア
共同プロデューサー:マイク・シャーマン、ジョン・ウッド
撮影監督:ルーク・パーマー
編集:アシュリー・スコット
ナレーター:ボブ・ハリス
出演:ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ビル・ワイマン(ザ・ローリング・ストーンズ)、ピーター・フランプトン、ピート・タウンゼント(声/ザ・フー)、デイヴ・デイヴィス(ザ・キンクス)、ニルス・ロフグレン、ベンモント・テンチ(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)、チャック・リーヴェル、テリー・リード、グレアム・パーカー、P.P.アーノルド、ハリー・シアラー、モイラ・ホプキンズ
(アーカイブ映像)ニッキー・ホプキンズ、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、アート・ガーファンクル

ローリング・ストーンズ、ビートルズ、ジェフ・ベックに愛された男

伝説のセッション・ピアニスト、ニッキー・ホプキンズの軌跡を、時代とともに振り返る音楽ドキュメンタリー。
1960年初頭、16歳のときにロンドンの名門・王立音楽アカデミーを自主退学し、サヴェージズのピアニストとしてキャリアをスタート。
ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ザ・キンクス、ジェフ・ベックをはじめとする60年代~70年代に数多くのアーティストのレコーディングにセッション・ピアニストとして参加。ザ・ビートルズのメンバー全員のソロアルバムにも参加した稀有な存在である。
素晴らしいピアノリフと音楽センスで多くのミュージャンを魅了し、50歳の若さで逝去するまで250枚を超えるアルバムと膨大な数のシングル・リリースに貢献した。
この若き天才ピアニストの活躍は病との闘いでもあった。1963年、病院に緊急搬送されたニッキーはクローン病と診断される。闘病生活を送りながらも、30年以上にわたるロック人生において数々のミュージャンと共演し愛された“最高のセッション・マン”の物語を、彼を知る仲間たちが語る。

ピアノ界の生きる伝説
どんなジャンルも弾ける
目立ちすぎないけれど存在感がある
曲が一変する・・・


ニッキー・ホプキンズを知るミュージシャンたちが語る言葉の数々から、いかに素晴らしいセッション・マンだったかが伺えます。自身がバンドを組んで活動していたら、どんな曲を残していたでしょう・・・。クローン病でいつ倒れるかわからない身だった故、セッション・マンに徹した彼の胸の内は? ニッキー・ホプキンズ自身のインタビュー映像も出てきて、温厚な方だったことを知ることができました。
「ショパンの生まれ変わり」との言葉が出てきて、王立音楽アカデミーでしっかりクラシックの基礎を身に着けたニッキーらしいと思いました。ゴスペルもブルースも、あらゆるジャンルが弾けた天才的ピアニスト。 60年代~70年代に、洋楽をよく聴いていたので、きっと彼のピアノも耳にしたことがあるのだと思いました。(咲)


2023年/イギリス/英語/87分/カラー/16:9/5.1ch
字幕監修:ピーター・バラカン、朝日順子
配給:NEGA
公式サイト:https://sessionman.jp/
★2024年9月6日(金)より池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開




posted by sakiko at 21:48| Comment(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください