2024年06月30日

ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ 原題:The Beatles: Up Close and Personal

beatles.jpg
(C)SHORELINE ENTERTAINMENT

監督・脚本・製作:ボブ・カラザーズ
出演:アラン・ウィリアムズ、ピート・ベスト、アンディ・ホワイト、トニー・ブラムウェル、ノーマン・スミス、アラン・クレイン

“ビートルズを解雇された男”が語るザ・ビートルズの前日譚

伝説のロックバンド「ザ・ビートルズ」。数多くの名曲を生み出し熱狂的なファンを生んだ彼らも、メジャーデビュー前はリヴァプールで演奏する小さなコピーバンドだった。やがて初代マネージャーとなるアラン・ウィリアムズとの出会い、ハンブルク巡業、リヴァプール席巻、当時英国最大のレコード会社であったデッカ・レコードのオーディションの失敗、さらにメンバー交代劇など紆余曲折の末、62年「ラヴ・ミー・ドゥ」でメジャーデビューするまでを、当時のTV番組のパフォーマンス映像やコンサートの模様などを交えて、彼らの創造性やスターダムを上りつめていく過程を検証していく。

ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人は、ビートルズが1970年に解散して、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンがこの世を去っても、永遠のビートルズ。
ビートルズが世界的に有名になった1960年代から、彼らの音楽が大好きだった私にとっても、ビートルズといえば、この4人。本作を観て、この4人に落ち着くまでの紆余曲折を知ることができました。
中でも、ドラマーとして、2年半もメンバーだったピート・ベスト本人の語る当時の話は衝撃でした。初の海外進出であるハンブルグ公演にも参加し、高い評価を得たピート・ベスト。メジャーデビューを目指す「ラヴ・ミー・ドゥ」収録前に、突然クビになったのです。
「君はミュージシャンとして素晴らしい。でも、リンゴはビートルだ」
こう言われては、何も反論できなかったでしょう
唯一無二の伝説の4人は、こうして出来上がったのかと感無量! (咲)


2008年/イギリス/74分/カラー/16:9/ステレオ/英語
字幕監修:藤本国彦
配給:NEGA
公式サイト:https://beatles-filmselection.com/
★2024年7月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺他全国公開



posted by sakiko at 17:41| Comment(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください