2024年06月29日

クワイエット・プレイス DAY 1(原題:A Quiet Place: Day One)

DAY 1.jpg

監督・脚本:マイケル・サルノスキ
キャラクター創造:ブライアン・ウッズ、スコット・ベック
ストーリー:ジョン・クラシンスキー、マイケル・サルノスキ
出演:ルピタ・ニョンゴ(サミラ)、ジョセフ・クイン(エリック)、アレックス・ウルフ()、ジャイモン・フンスー(アンリ)

喧騒の大都市・ニューヨーク。
詩人のサミラは観劇のためマンハッタンに来ていた。唯一の家族、猫のフロドも一緒。コンビニに寄って外の尋常ではない喧噪に気づく。隕石と一緒に”何か”が飛来している。逃げ惑う人々にそれが襲い掛かり、阿鼻叫喚の地獄となってしまった。どうすればいいのかわからないまま、フロドを抱いて走った。劇場で知った顔を見つけて安堵するが、声を出すことを制止された。”何か”は小さな音さえ聞き逃さず、ものすごいスピードで襲ってくることがわかる。“何か”の群れに支配された街に、生き残る術など存在するのか。

「音を立てたら即死」というキャッチを覚えていますか?大ヒットしたジョン・クラシンスキー監督の『クワイエット・プレイス』(2018)『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)に続く第3弾ですが、時系列では最初になります。”何か”が地球にやってきたその一日目を描いています。人類を襲うそれが、「音に反応する」ということがわかるまでに、多くの人々が瞬殺!!
あのクリーチャーが迫ってくるのを見て、声を出さずにいられるでしょうか?
前日譚にあたるこの物語では、ヒロインのサミラ(サム)と猫のフロドが大活躍します。サムとフロドって、「指輪物語」のホビットのコンビですね。こちらの一人と一匹が旅するのは、捕食者が跋扈し、瓦礫の山と化したマンハッタン。猫は足音たてませんし、犬のように吠えたりしません。このフロドくん、ミャ~とも鳴かずとてもいい案内役でした。サムがどうしても行きたいところはパッツィというピザ屋さん、それは彼女の思い出の店で、そこで食べることが唯一の望みなのです。出会った法学生のエリックは、サムを助けて希望をつないでいきます。詳しく書けない中でのどんな説明よりも、自分の眼で見るのが一番。ぜひぜひ劇場へ。(白)


2024年/アメリカ/カラー/100分
配給:東和ピクチャーズ
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES
https://quietplace.jp/
★2024年6月28日(金)全国ロードショー中
posted by shiraishi at 10:32| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください